香川県観音寺市と聞いて、温泉地を思い浮かべる人は少ないかもしれません。銭形砂絵や四国霊場、うどんの美味しい街というイメージが強く、正直なところ、私自身も最初は「観音寺に温泉旅館なんてあるのだろうか」と半信半疑で調べ始めました。
気になって調べてみたんですが、実際には瀬戸内海を望む丘の上に立つ天然温泉のホテルや、有明浜の海沿いにできた大規模なサウナ併設の温浴宿泊施設、遍路道のふもとにひっそりと佇む素朴な湯宿など、観音寺市とその周辺には個性豊かな温泉宿が点在していました。派手さはなくても、瀬戸内らしい穏やかな時間を過ごせる宿ばかりです。
隣接する三豊市には、SNSで「日本のウユニ塩湖」と呼ばれるほど美しい夕景が撮れる父母ヶ浜があります。この記事では、観音寺・三豊エリアで夫婦二人が気軽に泊まれる温泉旅館を4軒厳選し、父母ヶ浜の夕日と組み合わせた過ごし方まで含めて紹介します。記念日でなくても、なんでもない週末にふらっと行ける近場温泉として、参考にしてもらえたらうれしいです。
料金やプラン内容、施設の営業状況は時期によって変動するため、気になる宿が見つかったら公式サイトや楽天トラベルで最新情報を確認してから予約してくださいね。
観音寺・三豊エリアで夫婦旅の宿を選ぶときのポイント
観音寺・三豊エリアで夫婦旅の宿を選ぶときは、まず「何を目的にした旅か」をはっきりさせておくと選びやすくなります。瀬戸内海の景色をゆっくり眺めながら会席料理を楽しみたいのか、サウナと水風呂を満喫したいのか、遍路道の静けさに触れたいのか、あるいはテーマパークと組み合わせて賑やかに過ごしたいのか。目的によって向いている宿がかなり変わってくるエリアだと感じました。
次に意識したいのが、観音寺市単体では宿の選択肢がそれほど多くないという点です。実際に調べてみると、観音寺市内で本格的な温泉旅館と呼べるのは数軒程度で、選択肢を広げるなら隣接する三豊市や、少し足を延ばして琴平・丸亀方面まで視野に入れるのが現実的です。この記事でも、観音寺市内の2軒に加えて、三豊市・丸亀市の宿も合わせて紹介しています。
正直なところ、観音寺・三豊エリアは有名温泉地のような派手さはありません。ただ、瀬戸内海の穏やかな景色と、地元で獲れる魚介やオリーブ牛を使った食事、そして父母ヶ浜という強力な観光資源が組み合わさることで、近場でも十分に満足度の高い夫婦旅になると思います。楽天トラベルで観音寺・三豊エリアのページを見ると、宿ごとの口コミや最新プランをまとめて比較できるので、まずは全体像をつかんでおくと安心です。
瀬戸内海を望む会席と絶景露天の宿
観音寺市内で、瀬戸内海の景色と温泉をセットで楽しめる2軒を紹介します。どちらも観音寺駅から車で10分以内という立地の良さも魅力です。
母神温泉で会席を味わう亀の井ホテル観音寺
亀の井ホテル観音寺は、瀬戸内海を望む小高い丘の上に立つホテルです。自慢は地下約1,200メートルから湧き出る母神温泉で、肌に優しく湯冷めしにくいと評判の天然温泉を内湯・露天の両方で楽しめます。口コミ評価は4.23、704件という多くのレビューが寄せられていて、老舗としての安定感がうかがえます。
食事は地元食材を活かした会席が中心で、冬季にはカニ食べ放題プラン、あわびの陶板焼き、香川の特産品であるオリーブ牛の鉄板焼きなど、季節ごとに趣向を凝らしたプランが用意されているようです。個人的には、オリーブ牛という香川ならではの食材をしっかり味わえる会席があるという時点で、行く価値を感じます。
夕暮れどきには、丘の上の客室や大浴場から瀬戸内海が茜色に染まる景色を眺められるとされ、夫婦でゆっくり湯に浸かりながら海を見つめる時間は、それだけで特別なものになりそうです。カップルや夫婦向けに謎解きゲーム付きのプランも用意されているようで、少し遊び心のある夫婦旅を楽しみたい人にも向いています。JR観音寺駅から車で約8分、高松自動車道の大野原ICから約6.2キロというアクセスの良さも、気軽な週末旅行にはうれしいポイントです。
海水温泉とサウナを満喫する琴弾廻廊
琴弾廻廊は、観音寺市有明町の有明浜に面した、1万平米を超える広大な敷地を持つ温浴宿泊施設です。海水を使った潮風呂や泡沫浴風呂など、多種多様な湯船が用意されているのが特徴です。待って、海水温泉ってなかなか出会えないと思いませんか。瀬戸内海の恵みをそのままお風呂で感じられるというのは、この宿ならではの魅力だと思います。
2024年9月には大規模なリニューアルが行われ、11種類のサウナと7種類の水風呂を備える「サウナのテーマパーク」に生まれ変わったという情報も見つけました。サウナ好きの夫婦であれば、これだけの種類から自分好みの組み合わせを探すだけでも、一日楽しめてしまいそうです。オーシャンビューの食事処も好評とされ、地産グルメを楽しみながら海を眺められます。
宿泊棟は「Kairo Home」と呼ばれる別棟で、AタイプとDタイプの2種類の部屋があるとされています。口コミ評価は4.17、28件のレビューが寄せられており、リニューアル後の評価はこれから積み重なっていく段階のようです。JR観音寺駅からタクシーで約5分というアクセスの良さもあり、サウナと海の景色をセットで楽しみたい夫婦には特におすすめしたい一軒です。
遍路道と行楽エリアで湯めぐりを楽しむ宿
続いては、少しエリアを広げて、三豊市と丸亀市から2軒を紹介します。どちらも観音寺市中心部から車で30分圏内で、日帰り旅行にも組み合わせやすい距離感です。
遍路道のふもとで湯めぐりを楽しむいやだに温泉
天然いやだに温泉大師の湯 ふれあいパークみのは、四国霊場第七十一番札所・弥谷寺のふもとにある、道の駅ふれあいパークみのに併設した温泉宿です。派手さはありませんが、振動浴やジェットバス、週替わりの薬草風呂、寝湯、水風呂、露天の岩風呂、サウナ、温泉100パーセントの屋内温水プールまで、湯船の種類がとにかく豊富なのが特徴です。
客室は全17室、和室中心の8畳間が多く、素朴で落ち着いた雰囲気とされています。正直なところ、豪華さを求める人には物足りないかもしれませんが、遍路道の静けさに包まれながら、湯めぐりそのものを楽しみたいという夫婦にはぴったりの宿だと思います。四国霊場を巡るお遍路さん向けの宿という側面もあり、地元の人にも長く愛されてきた温泉施設のようです。
道の駅に併設されているため、地元の野菜や特産品を買い物してから宿にチェックインするという楽しみ方もできます。JR詫間線みの駅から車で約5分というアクセスで、観音寺市中心部からは車で15分ほどの距離です。夫婦二人で静かに湯めぐりを楽しみたい、飾らない旅がしたいという人には、ぜひ候補に入れてほしい一軒です。
テーマパークと温泉をセットで楽しむホテルレオマの森
大江戸温泉物語 ホテルレオマの森は、琴平・観音寺エリアに区分される大型温泉リゾートホテルです。レオマワールドに隣接していて、1日フリーパス付きの宿泊プランなど、テーマパークと温泉をセットで楽しめるプランが充実しています。正直、しっとりした夫婦旅というよりは、少しはしゃぎたい気分のときに向いている宿かもしれません。
飲み放題付きのバイキングプランも人気とされ、気兼ねなく食事とお酒を楽しみたい夫婦には嬉しい選択肢です。バイキング形式の食事は、好きなものを好きなだけ選べる自由さがあり、会席のような改まった雰囲気が苦手な人にも向いています。温泉自体も広々とした造りとされていて、テーマパークで歩き疲れた体をゆっくり癒やせそうです。
JR琴平駅から車で約15分、坂出ICから約30分というアクセスで、観音寺市中心部からは車で30分ほどの距離感です。父母ヶ浜での夕日鑑賞と組み合わせるというよりは、日程に余裕があるときに1日はレオマワールドで遊び、もう1日は静かな宿でゆっくりするという、メリハリのある夫婦旅の計画に向いている一軒だと思います。
父母ヶ浜の夕日と組み合わせる夫婦旅のモデルプラン
観音寺・三豊エリアで夫婦旅を計画するなら、ぜひ組み込みたいのが三豊市の父母ヶ浜です。潮が引いた時間帯に空と海面が鏡のように一体化する光景から、「日本のウユニ塩湖」と呼ばれるようになった夕景の名所で、SNSでも人気の高いスポットです。干潮と日没が重なるタイミングを狙って訪れると、より美しい景色に出会える可能性が高くなるとされているので、事前に潮汐表を確認しておくのがおすすめです。
モデルプランとしては、まず午後の早い時間にチェックインし、宿の温泉でゆっくり旅の疲れを癒やします。そのあと夕方に父母ヶ浜へ移動し、夕日が沈む瞬間を夫婦で眺める。宿に戻ってからは、会席料理やバイキングでゆったり食事を楽しむという流れが、無理のない一日の過ごし方だと思います。亀の井ホテル観音寺や琴弾廻廊であれば、父母ヶ浜まで車で20分前後の距離とされ、この流れを組みやすい立地です。
翌日は、四国霊場めぐりや観音寺市のシンボルである銭形砂絵を眺めながら、ゆっくりチェックアウトするという過ごし方もよさそうです。特別な記念日でなくても、瀬戸内の穏やかな景色と温泉、そして地元の食事を組み合わせるだけで、十分に満たされた夫婦の時間になると思います。父母ヶ浜は季節や天候によって表情を大きく変えるため、訪れる前に最新の観光情報を確認しておくと、より満足度の高い旅になります。
アクセスとよくある質問
観音寺・三豊エリアでの宿選びをスムーズに進めるために、アクセス方法とよくある疑問を整理しておきます。
観音寺・三豊エリアへのアクセス
観音寺市へは、高松自動車道の大野原ICまたは三豊鳥坂ICが最寄りで、高松市内からは車で約1時間が目安です。鉄道の場合はJR予讃線の観音寺駅が中心となり、大阪方面からは特急しおかぜやいしづちを利用して岡山経由で向かうルートが一般的です。岡山駅からは特急で約1時間半ほどとされています。
紹介した4軒のうち、亀の井ホテル観音寺と琴弾廻廊は観音寺市内、いやだに温泉は隣接する三豊市、ホテルレオマの森は丸亀市寄りの琴平・観音寺エリアに位置しています。いずれも観音寺市中心部から車で30分以内の範囲に収まっており、父母ヶ浜や銭形砂絵といった観光スポットとも組み合わせやすい立地です。車を利用しない場合は、観音寺駅から各宿までタクシーや送迎の有無を事前に確認しておくと安心です。
よくある質問
観音寺だけで宿を選べるのかという質問をよく見かけますが、正直なところ、観音寺市内の選択肢は多くありません。今回のように三豊市や丸亀市まで視野を広げると、湯めぐりの楽しみやテーマパークとの組み合わせなど、選択肢がぐっと広がります。
父母ヶ浜へはどの宿からが便利かという声もありますが、亀の井ホテル観音寺と琴弾廻廊からは車で20分前後、いやだに温泉からも同程度の距離です。ホテルレオマの森からはやや距離があるため、父母ヶ浜を優先したい場合は観音寺市内の宿を選ぶとよいでしょう。
食事はどんなスタイルが多いのかという質問もありますが、亀の井ホテル観音寺は会席中心、琴弾廻廊はオーシャンビューの食事処、ホテルレオマの森はバイキング形式が中心とされています。夫婦での好みに合わせて、楽天トラベルでプラン内容を見比べてみてください。日帰り入浴に対応している宿もあるため、宿泊せずまず湯だけ試してみたいという人は、公式サイトで日帰りプランの有無を確認するとよいでしょう。
graph TD
A[観音寺・三豊エリアの温泉宿を選ぶ] --> B{何を重視したい?}
B -->|会席料理と海の景色| C[亀の井ホテル観音寺]
B -->|サウナと海水温泉| D[琴弾廻廊]
B -->|静かな湯めぐり| E[いやだに温泉]
B -->|テーマパークと温泉| F[ホテルレオマの森]
まとめ
観音寺・三豊エリアには、瀬戸内海を望む会席自慢の亀の井ホテル観音寺、海水温泉とサウナが充実した琴弾廻廊、遍路道のふもとで静かに湯めぐりを楽しめるいやだに温泉、テーマパークとセットで楽しめるホテルレオマの森と、それぞれ個性の異なる温泉宿がそろっています。
正直なところ、観音寺は有名な温泉地ではありません。それでも、瀬戸内海の穏やかな景色、地元食材を活かした食事、そして父母ヶ浜という強力な観光資源が組み合わさることで、近場でも十分に満足度の高い夫婦旅になると感じました。
会席料理と絶景を楽しみたいなら亀の井ホテル観音寺、サウナ好きなら琴弾廻廊、静かに湯めぐりを楽しみたいならいやだに温泉、賑やかに過ごしたいならホテルレオマの森というように、その日の気分に合わせて選んでみてください。
記念日でなくても、なんでもない週末に夫婦でふらっと出かける近場温泉として、観音寺・三豊エリアはきっと期待以上の満足感を与えてくれるはずです。気になる宿が見つかったら、楽天トラベルで最新の空室状況やプラン内容を確認してみてください。
瀬戸内の穏やかな夕日と湯めぐりが、夫婦の何気ない週末を、少しだけ特別な時間に変えてくれますように。









