「桜が咲く頃に、こんぴらさんへ行こう」と夫と約束したのは、去年の秋のことでした。金刀比羅宮の785段を、桜を見ながら上る。想像するだけで気持ちが弾みますが、正直なところ、いつが見頃なのか、どの宿を選べば桜の余韻をゆっくり味わえるのか、調べ始めるまでまったく分かっていませんでした。

調べてみると、参道の桜馬場には約3,500本ものソメイヨシノが植えられていて、大門から書院にかけての眺めが特に見事だということが分かりました。しかも2026年は3月下旬から4月上旬が見頃とされ、実際に4月6日には満開を迎えたという記録も見つけました。桜の季節の琴平は、参拝そのものが特別な体験になりそうです。

ただ、桜のシーズンは人気が集中する分、宿選びを後回しにすると、気に入った部屋や貸切風呂の予約が埋まってしまうことも調べていて実感しました。この記事では、2026年の桜の見頃情報を整理したうえで、貸切風呂や天然温泉でゆっくり過ごせる琴平の宿を3軒、そして桜シーズンならではの宿選びのポイントまでまとめています。同じように春の琴平を計画している人の参考になればうれしいです。なお、桜の開花状況や料金は2026年7月時点の情報をもとにしていますので、直前には公式サイトや楽天トラベルで最新情報をご確認ください。

金刀比羅宮とまんのう公園、2026年の桜はいつ見頃?

まず気になったのは、実際にいつ桜が見頃を迎えるのかということでした。調べてみると、琴平には参道そのものが桜の名所になっている金刀比羅宮と、もう少し足を延ばした先にある国営讃岐まんのう公園という、2つの見応えのあるスポットがあることが分かりました。

参道「桜馬場」の約3,500本と桜花祭

金刀比羅宮の表参道には、大門をくぐった先から書院にかけて桜馬場と呼ばれる一帯があり、そこに約3,500本ものソメイヨシノが植えられているとのことでした。正直、参道の石段を上るだけでも一苦労だと思っていたので、その道のりが桜のトンネルになると知って、俄然楽しみになりました。2026年の見頃は3月下旬から4月上旬とされていて、実際に4月6日には満開を迎えたという記録も見つかりました。毎年4月10日には桜花祭という神事も行われるそうで、タイミングが合えば参拝と合わせてお祭りの雰囲気も味わえそうです。口コミを読んでいると「785段を上る途中、振り返るたびに桜と讃岐平野が見えて、疲れを忘れた」という声もあり、これは実際に歩いてみたいと強く思いました。参道の桜は開花状況によって見頃の時期が前後するようなので、訪れる年の直前に金刀比羅宮の公式情報を確認しておくと安心です。

まんのう池を望む国営讃岐まんのう公園「春らんまんフェスタ」

もう一つ気になったのが、琴平から車で20分ほどの場所にある国営讃岐まんのう公園です。日本最大級の農業用ため池である満濃池を見下ろす丘陵地に広がる公園で、11種類400本もの桜が植えられているとのことでした。2026年は「春らんまんフェスタ2026」が開催される予定で、開花予想は3月25日頃、満開は4月3日頃と、金刀比羅宮よりも少し早いタイミングになりそうです。ソメイヨシノだけでなく複数の品種が植えられているので、開花時期に幅があり、長く花見を楽しめるのも魅力だと感じました。参道の桜馬場が凛とした雰囲気だとすれば、まんのう公園は家族連れでも気兼ねなくお弁当を広げられるような、のびやかな花見スポットという印象です。両方を1泊2日で回るなら、初日にまんのう公園、2日目の朝に参道の桜馬場という組み合わせで無理なく歩けそうだと、地図を見ながら計画しています。琴平エリアの宿の最新の空室状況は、楽天トラベルでまとめて確認できます。

6つの貸切風呂で桜気分を独り占め|こんぴら温泉 貸切湯の宿 ことね

桜のシーズンこそ、貸切風呂でゆっくり過ごしたい。そんな希望を持って調べていて見つけたのが、こんぴら温泉 貸切湯の宿 ことねです。名前の通り、貸切風呂に力を入れている宿だと分かりました。

2024年春リニューアルの6つの温泉貸切風呂

調べてみると、ことねには2024年春にリニューアルしたという6つの温泉貸切風呂があり、宿泊者は無料で利用できるとのことでした。桜の季節に混雑しがちな大浴場と違って、貸切風呂なら家族や夫婦だけでゆったり湯に浸かれるのが魅力です。JR琴平駅から徒歩7分、ことでん琴平駅からは徒歩5分という立地なので、参道の桜を見ながら歩いて向かうにもちょうどいい距離だと感じました。口コミ評価は4.17点、595件という数の多さからも、リニューアル後の貸切風呂の評判の高さがうかがえます。桜の季節は日中に参道を歩いて疲れていることが多いはずなので、宿に着いたらすぐに貸切風呂へ直行できる気軽さは、正直かなり魅力的に映りました。

瀬戸内の会席と、静かに過ごせる客室

お料理については、瀬戸内の幸を使った会席料理が用意されているようです。貸切風呂という名前が先に立つ宿ですが、口コミを読んでいると食事の満足度も高く評価されていることが分かりました。客室は落ち着いた和室が中心で、大きな観光ホテルのような賑やかさよりも、静かに桜の余韻に浸りたい人に向いていそうです。個人的には、785段を上り下りした翌朝、貸切風呂にもう一度浸かってから朝食をゆっくり楽しむという過ごし方に、かなり惹かれています。桜のシーズンは特に貸切風呂の予約が埋まりやすいと聞くので、宿泊が決まったら早めに枠を確保しておくのが安心です。

表参道沿いの老舗の湯|御宿 敷島館

金刀比羅宮の表参道という立地そのものに惹かれて調べたのが、御宿 敷島館(共立リゾート)です。桜馬場を歩いてすぐの場所に、老舗旅館の佇まいを残しながら生まれ変わった宿があると知りました。

天然温泉「智光院の湯」と無料の貸切風呂

敷島館には、天然温泉「智光院の湯」という大浴場があり、加えて貸切風呂や夜食などのサービスも無料で用意されているとのことでした。JR琴平駅から徒歩約8分、表参道に面した立地なので、桜馬場を歩いたあとにそのまま宿へ帰れる距離感が魅力だと感じます。口コミ評価は4.57点、1,633件と、今回紹介する3軒の中でも特に評価が高く、伝統的な老舗旅館の風格を保ちながら共立リゾートによって運営が刷新された宿だということが分かりました。夜食が無料というのも、785段を上り下りしてお腹が空いた夜には嬉しいポイントです。

金刀比羅宮へ続く表参道という立地の贅沢

敷島館のいちばんの魅力は、なんといっても金刀比羅宮の表参道に面しているという立地そのものだと思います。桜のシーズンは、宿の周辺からも桜馬場の気配を感じられるようで、部屋にいながら春の訪れを感じられるのは、この立地ならではの贅沢です。ペット同伴での宿泊はできないものの、徒歩1分の場所にペット預かり施設があるという案内もあり、家族全員で旅行を計画している人にも配慮が行き届いている印象を受けました。正直、老舗旅館というと少し格式張った印象を持っていたのですが、口コミを読む限り、スタッフの対応は親しみやすく、リニューアルによって快適さも大きく向上しているようです。桜の季節にこんぴらさんの表参道のすぐそばで過ごせるという安心感は、何にも代えがたい魅力だと感じています。

駅近で身軽に泊まれる|こんぴら温泉 温泉旅館 宝屋

荷物を抱えたまま長い距離を歩きたくない。そんな実用的な視点で調べていて見つかったのが、こんぴら温泉 温泉旅館 宝屋です。

JR琴平駅から徒歩3分、天然温泉の大浴場

宝屋は、JR琴平駅から徒歩3分、ことでん琴平駅からは徒歩2分という、今回紹介する3軒の中でもっとも駅に近い宿でした。桜のシーズンは電車で訪れる人も多いはずなので、この距離の近さは荷物を持っての移動を最小限に抑えられる、実用的な魅力だと感じます。大浴場には天然温泉が使われていて、泉質はアルカリ単純泉とナトリウム・カルシウム塩化物泉とのことでした。五十肩や神経痛、冷え性に効能があるとされていて、桜馬場の785段を歩いたあとの体には、まさにうってつけの湯だと感じます。口コミ評価は3.60点、140件とやや控えめな数字ですが、「古い宿ですが清潔で居心地は良かった」「到着時にペットボトルのお茶を一本サービスしてくれた」という声も見つかり、飾らないもてなしに好感を持ちました。

瀬戸の幸とさぬきうどん錦、こんぴら参りの合間に

お料理は、瀬戸の幸と山の幸、そしてさぬきうどん錦と呼ばれる名物が好評だとのことでした。香川らしい食文化を、気取らない雰囲気の中で味わえるのは、宝屋ならではの魅力だと感じます。総部屋数は30室とコンパクトで、大浴場と客室設備もシンプルながら過不足なくそろっている印象です。個人的には、桜を見ながら参道を歩き回った1日の締めくくりに、駅近で気軽に帰れる宿があるという安心感は、想像していた以上に大きいと感じました。夫婦二人での春旅なら、豪華さよりもこうした身軽さを優先するのも、賢い選び方の一つだと思います。

桜シーズンの琴平で宿を選ぶときに気をつけたいこと

ここまで3軒を調べてきて、桜のシーズンならではの宿選びのポイントがいくつか見えてきました。最後に、実際に予約する前に押さえておきたい点を整理しておきます。

開花予想が出たらすぐに予約、貸切風呂は特に早め

桜の見頃は年によって前後するため、開花予想が発表されたタイミングで一気に予約が集中する傾向があるようです。特に、ことねの貸切風呂や敷島館の無料貸切風呂のように、数に限りがある設備は早めに埋まってしまうことも調べていて実感しました。金刀比羅宮の桜馬場は3月下旬から4月上旬、まんのう公園は3月25日頃から4月3日頃が見頃の目安ですが、2026年の実績を見ると4月6日に満開を迎えるなど、多少のずれもあります。日程を決めたら、開花予想が出るのを待たずに、まず楽天トラベルで宿を仮押さえしておくのが安心だと感じます。

駅からの距離と貸切風呂の有無で選ぶ

今回紹介した3軒、ことね、敷島館、宝屋は、いずれもJR琴平駅から徒歩10分以内という近さでした。ただし、貸切風呂の充実度や立地の個性はそれぞれ異なります。桜馬場のすぐそばで過ごしたいなら敷島館、貸切風呂をとにかく重視するならことね、荷物を抱えずに身軽に動きたいなら宝屋というふうに、優先したいポイントで選ぶと迷いにくいと思います。785段の参拝と桜見物の両方を予定しているなら、駅からの距離だけでなく、参道からの距離もあわせて確認しておくと、当日の動線がぐっと楽になるはずです。

琴平の桜と温泉宿でよくある質問

気になる宿の最新の空室状況は、楽天トラベルのページであわせてチェックしてみてください。

Q. 2026年の金刀比羅宮の桜はいつが見頃ですか。

A. 参道の桜馬場は3月下旬から4月上旬が見頃の目安で、2026年は4月6日に満開を迎えたという記録があります。毎年4月10日には桜花祭も行われます。開花状況は年によって前後するため、訪れる直前に公式情報を確認することをおすすめします。

Q. まんのう公園と金刀比羅宮、両方回ることはできますか。

A. 国営讃岐まんのう公園は琴平から車で20分ほどの距離にあり、2026年の見頃は3月25日頃から4月3日頃と、金刀比羅宮よりやや早めです。1泊2日であれば、初日にまんのう公園、2日目に参道の桜馬場という組み合わせで両方楽しめます。

Q. 桜のシーズンは宿の予約がいつ頃埋まりますか。

A. 開花予想が発表されたタイミングで予約が集中する傾向があるようです。特に貸切風呂など数に限りのある設備は早めに埋まりやすいため、日程が決まった時点で仮押さえしておくと安心です。

Q. 貸切風呂がある宿はどこですか。

A. こんぴら温泉 貸切湯の宿 ことねは2024年春にリニューアルした6つの温泉貸切風呂を無料で利用できます。御宿 敷島館も無料の貸切風呂を用意しているとのことです。数に限りがあるため、チェックイン後は早めの予約をおすすめします。

まとめ

桜のシーズンに琴平を訪れるなら、金刀比羅宮の参道「桜馬場」に咲く約3,500本のソメイヨシノと、まんのう公園の11種400本の桜、この2つの見どころを軸に計画を立てるのがよさそうです。宿選びでは、貸切風呂を存分に楽しみたいならことね、表参道のすぐそばという立地を優先するなら敷島館、駅から近く身軽に過ごしたいなら宝屋と、それぞれ異なる魅力がありました。

正直、調べ始める前は、桜と785段の組み合わせを甘く見ていたところがありました。ただ、貸切風呂でゆっくり疲れを癒せる宿があると分かってからは、参拝そのものよりも、桜を見ながら歩いたあとにどんな湯に浸かるかを考える時間の方が、気づけば楽しみになっています。夫と相談した結果、今のところは表参道にいちばん近い敷島館が本命ですが、貸切風呂の空き状況次第ではことねも捨てがたいところです。

気になる宿が見つかったら、楽天トラベルで桜のシーズンの空室状況を早めに確認してみてください。開花や料金の情報は2026年7月時点のものですので、予約の際はあらためて公式サイトや楽天トラベルで最新情報をご確認いただくと安心です。桜が咲き誇る琴平で過ごす時間が、心から満たされる思い出になりますように。