「松江で温泉旅館を探しているけど、玉造温泉としんじ湖温泉、どっちがいいんだろう」。出雲大社観光とセットで松江の宿を調べていて、気になって調べてみたんですが、松江には性格の違う2つの温泉地があることが分かりました。ひとつは美肌の湯として名高い玉造温泉、もうひとつは宍道湖のほとりに広がる松江しんじ湖温泉です。

どちらも松江市内にありながら、湯の個性も宿の雰囲気もけっこう違います。玉造温泉は湯めぐりや老舗の風情を楽しむ温泉街らしい佇まい、松江しんじ湖温泉は宍道湖の夕景を眺めながら過ごせる立地の良さが魅力です。この記事では、2026年7月時点でリニューアルや高評価が目立つ旅館を4軒、2つのエリアからじっくり厳選しました。

美肌の湯にじっくり浸かりたい人も、宍道湖の景色重視の人も、それぞれの目的に合う宿が見つかるように構成しています。老舗の風情を求める人、リニューアルされた快適さを求める人、ペット同伴で旅したい人、市内観光の効率を優先したい人など、旅のスタイルに応じて選べるよう幅を持たせました。料金やプラン内容は変わりやすいので、気になる宿は最新情報を公式サイトや楽天トラベルで確認してから予約してみてください。

美肌の湯で名高い玉造温泉のリニューアル旅館

玉造温泉は『出雲国風土記』にも登場し、清少納言が『枕草子』で名湯と讃えたと伝わる古い温泉地です。まずは、2025年にリニューアルを行った旅館と、宍道湖畔ならではの魅力を持つホテルを紹介します。

2025年リニューアルのオールインクルーシブ旅館「RYOKAN OQOQ」

玉造温泉 RYOKAN OQOQ(旧:玉井別館)は、2025年9月に館内の一部をリニューアルした46室の旅館です。庭園大浴場「五彩の湯」は硫酸塩泉・塩化物硫酸塩泉で、皮膚病や婦人病への効能があるとされています。サウナと水風呂も備えているので、サウナ好きの人にも評価が高いようです。

口コミを読んでいると、「オールインクルーシブでお酒飲み放題」というプランへの満足度が高く、日本酒4種類の飲み放題にテンションが上がったという声もありました。造りの立派さと広々としたお風呂・部屋を評価する声も多く、老舗旅館らしい落ち着きと、リニューアルによる快適さの両方を兼ね備えている印象です。

正直、「オールインクルーシブ」という言葉を聞くと海外リゾートのようなカジュアルさを想像するかもしれませんが、和の湯宿としての設えはしっかり守られています。1,416件という口コミ件数の多さも、長く愛されてきた宿である証だと思います。館内には湯上がりサロンや売店、卓球台もあり、家族旅行で子どもが飽きずに過ごせる工夫が随所にある印象です。入湯税が別途必要になる点や、夕食は19時までに開始する必要がある点など、予約前に知っておきたい細かなルールもあるので、事前にプランの注意事項を確認しておくと当日困りません。

宍道湖を望む客室温泉が魅力の「玉造国際ホテル」

玉造温泉 玉造国際ホテルは、宍道湖畔に佇む温泉宿です。系列旅館「長楽園」の泉源から直接引いた100%天然かけ流し温泉が自慢で、ナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉という泉質は美肌効果が期待できるとされています。各客室にも天然温泉のお風呂が設置されていて、部屋でゆっくり湯あみできるのも魅力です。

玉造温泉では珍しく、洋食シェフと和食の料理長がそれぞれ腕を振るう和洋の料理を楽しめる点も特徴的です。宍道湖でとれた蜆を使った朝食の味噌汁も名物のひとつ。島根県はしじみの漁獲量が10年以上全国1位という土地柄で、朝食からその恵みを味わえます。

個人的に面白いと感じたのは、庭園スペースを改修した犬カフェ・ドッグランがあること。ペット同伴で温泉旅行を楽しみたい人にも選択肢になりそうです。『日本の夕日100選』に選ばれた宍道湖の夕景を部屋から眺められる点も、この宿ならではの魅力だと思います。宍道湖リゾートをコンセプトにした部屋には、乗れるシマウマのぬいぐるみや小鳥の巣箱が置かれた、森の中のような子ども向けの客室もあるようです。小さな子ども連れの家族旅行にも配慮された宿だと感じました。

老舗の風情を味わう玉造温泉の小さな湯元旅館

大型旅館だけでなく、玉造温泉には昔ながらの小さな湯元旅館も残っています。落ち着いた雰囲気でゆっくり過ごしたい人には、こうした宿の魅力も知っておいてほしいと思います。

自家源泉のレトロな半地下浴場「湯元玉井館」

湯元玉井館は、木のぬくもり・人のぬくもり・湯のぬくもりの3つを大切にした、純和風木造3階建ての昭和レトロな旅館です。総部屋数はわずか6室。自家源泉を有し、単純温泉のレトロな半地下浴場が、味わい深い温泉情緒を演出しています。

男女交替制の浴場に加え露天風呂もあり、到着から出発までいつでも入浴できるのが嬉しいポイントです。源泉かけ流し露天風呂付客室「さつき」もあり、部屋にいながら自家源泉を独り占めできる贅沢を味わえます。口コミでは「ゆっくり温泉につかり、お料理も美味しく頂きました」という声や、「スタッフの方の笑顔と身体にしみいるような温泉が最高でした」という声が見られました。

正直、6室という規模の小ささは、大型旅館の賑わいを求める人には物足りないかもしれません。ただ、木造旅館ならではの温泉情緒や、スタッフとの距離の近さを求める人には、むしろこの規模感が魅力に変わるはずです。エレベーターがない点は、足腰に不安がある同行者がいる場合は事前に確認しておくと安心です。夕食は部屋食または食事処から選べるスタイルで、朝食は食事処でいただく形が基本のようです。玉造温泉駅から車で9分ほどとやや距離がありますが、駐車場は無料で予約不要という点も、車での旅行には使いやすいポイントだと思います。

宍道湖を望む松江しんじ湖温泉の旅館

玉造温泉から車で20分ほどの松江市中心部には、宍道湖のほとりに広がる松江しんじ湖温泉があります。JR松江駅からのアクセスも良く、松江城や堀川めぐりといった市内観光との組み合わせやすさが魅力です。

日本庭園と宍道湖の風流を楽しむ「松平閣」

松江しんじ湖温泉 松平閣は、宍道湖のほとりに位置し、小川を配した日本庭園越しに水の都・松江の風流を楽しめる旅館です。松江しんじ湖温泉駅からは徒歩3分というアクセスの良さも魅力で、口コミ評価は4.47(444件)と高水準を保っています。

楽天トラベルアワードでは2024年・2025年と連続でブロンズ賞、さらに「Japanese Style」部門でも2年連続受賞している実績があり、和の宿としての質の高さが評価され続けていることがうかがえます。宍道湖の眺めを楽しめる写真ギャラリーも充実していて、湖畔の四季を感じられる立地だと思います。

個人的には、松江城や小泉八雲記念館など市内観光の拠点として考えると、駅から徒歩3分という立地はかなり便利だと感じます。玉造温泉のように少し郊外まで足を延ばす必要がなく、日中は市内観光、夕方から宿でゆっくり、という旅程を組みやすいのがこの宿の強みです。写真ギャラリーには「宍道湖の眺め」というカテゴリが単独で用意されているほど、景色そのものが宿の魅力として押し出されていることが伝わってきます。おもてなしのカテゴリも別に用意されており、接客の質にも力を入れている宿だと感じました。

目的別の選び方

玉造温泉と松江しんじ湖温泉、どちらを選ぶかは旅の目的によって変わってきます。それぞれの強みを整理しました。

美肌・かけ流し重視なら玉造温泉

とにかく湯そのものを楽しみたいなら、美肌の湯として知られる玉造温泉が向いています。RYOKAN OQOQの庭園大浴場や、玉造国際ホテルの100%天然かけ流し、湯元玉井館の自家源泉露天風呂付客室など、湯めぐりの選択肢が豊富です。楽天トラベルで泉質やプランを比較しながら選ぶのがおすすめです。

宍道湖の景色・老舗の風情重視なら松江しんじ湖温泉

松江城や堀川めぐりなど市内観光をメインに考えるなら、松江しんじ湖温泉が便利です。松平閣のように宍道湖の夕景を望める宿を選べば、観光の合間に湖の景色でひと息つけます。玉造温泉に比べて松江駅からのアクセスが良い点も、車を持たない旅行者には大きな利点だと思います。宿によって「温泉街の風情を楽しみたいか」「市内観光の効率を優先したいか」で向き不向きが分かれるので、旅程全体を考えてから決めるのがおすすめです。

老舗の風情とリニューアルの快適さ、どちらを取るか

玉造温泉の中でも、RYOKAN OQOQのようにリニューアルされた快適さを重視するか、湯元玉井館のような昭和レトロな老舗の情緒を重視するかで、選ぶべき宿は変わってきます。個人的には、初めて玉造温泉を訪れるならリニューアル済みの宿で快適さを確かめ、リピートするなら老舗の小さな旅館で違った表情を楽しむという順番もおすすめだと思います。

どちらのタイプも玉造温泉という同じ土地の湯を使っているので、泉質そのものの違いはそれほど大きくありません。むしろ、館内の広さや接客のスタイル、部屋数といった「宿の個性」で選ぶ方が、満足度の高い旅につながると思います。

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A[松江で温泉旅館を探す] --> B{何を重視する?}

B -->|美肌の湯 リニューアル| C[RYOKAN OQOQ]

B -->|宍道湖ビュー 客室温泉| D[玉造国際ホテル]

B -->|老舗の風情 自家源泉| E[湯元玉井館]

B -->|市内観光 宍道湖の眺め| F[松平閣]

よくある質問

松江の温泉旅館選びでよく聞かれる疑問をまとめました。

玉造温泉と松江しんじ湖温泉、アクセスはどちらが便利?

JR松江駅からのアクセスで考えると、松江しんじ湖温泉は駅から徒歩圏内の宿もあり便利です。玉造温泉は駅(玉造温泉駅)からタクシーや車で5〜10分ほどかかりますが、無料送迎がある宿も多く、事前に確認しておけば移動の負担は少なく済みます。

出雲大社観光と組み合わせるならどちらがいい?

出雲大社へのアクセスを重視するなら、玉造温泉のほうがやや近い立地です。出雲空港からタクシーで30分ほどの宿もあり、出雲大社観光と組み合わせた旅程を組みやすいと思います。松江しんじ湖温泉からでも車で1時間程度でアクセスできるので、松江城観光と出雲大社をどちらも楽しみたい場合は、宿泊地を松江市中心部にして日帰りで足を延ばすという選択肢もあります。

出雲大社は縁結びのご利益で知られる神社で、松江観光とセットで訪れる旅行者が多いスポットです。参拝時間には余裕を持って、午前中の早い時間に訪れると混雑を避けやすいという声もよく見かけます。

玉造温泉・松江しんじ湖温泉のどちらに泊まっても、レンタカーがあれば出雲大社まで1時間前後で到達できます。公共交通機関の場合は、事前にバスの時刻表を確認しておくと当日の移動がスムーズです。

ペット同伴で泊まれる旅館はある?

今回紹介した4軒の中では、玉造国際ホテルが犬カフェ・ドッグランを併設しており、ペット同伴の旅行者にも配慮された設備を持っています。ペット同伴の詳細な条件は宿によって異なるため、予約前に必ず公式サイトで最新のルールを確認してください。2026年7月時点の情報をもとにしていますが、対応内容は変わることがあります。

ペット同伴可の宿は玉造温泉・松江しんじ湖温泉ともに限られているため、選択肢を広げたい場合は少し早めに情報収集を始めておくと安心です。ペットの大きさや同伴できる場所(客室のみか、館内共用部も可か)も宿ごとに条件が異なるので、その点も予約前の確認事項に加えておくといいと思います。

まとめ

松江の温泉旅館は、美肌の湯で知られる玉造温泉と、宍道湖を望む松江しんじ湖温泉という2つの個性あるエリアから選べます。2025年リニューアルのRYOKAN OQOQ、客室温泉と宍道湖ビューが魅力の玉造国際ホテル、自家源泉のレトロな湯元玉井館、市内観光に便利な松平閣と、それぞれ違った魅力を持つ4軒を紹介しました。

正直、松江は玉造温泉だけで語られがちですが、松江しんじ湖温泉も宍道湖の眺めという独自の魅力を持っています。どちらのエリアも松江市内にあるので、旅の目的に応じて選んでみてください。しじみ汁や地元の会席、宍道湖に沈む夕景など、松江ならではの味覚と景色を、お気に入りの一軒でじっくり味わってほしいと思います。

気になる宿が見つかったら、楽天トラベルで最新の空室状況を確認してみてください。美肌の湯と宍道湖の景色、どちらも味わえる松江での時間が、忘れられない良い思い出になりますように。