ルスツと聞くと、真っ先にスキー場や遊園地を思い浮かべる人が多いかもしれません。正直、私も最初は「ルスツ=アクティビティの町」というイメージが強くて、貸切露天風呂を探すのは難しいのではと思っていました。
ただ、気になって調べてみたんですが、ルスツリゾートの客室そのものに温泉露天風呂が備わっている宿があり、さらに車を30分ほど走らせれば、羊蹄山と洞爺湖を一望する貸切風呂の名湯が集まる洞爺湖温泉にたどり着けることが分かりました。滑って遊んで疲れた体を、誰にも気兼ねなく温泉にゆだねる時間は、この一帯ならではの贅沢だと思います。
雪の結晶が舞い落ちる露天風呂に浸かりながら羊蹄山を眺める。あるいは、夏の澄んだ夜に洞爺湖の湖面へ視線を落としながら、静かに二人だけの時間を過ごす。ルスツを拠点にすれば、そんな情景が現実になります。スキーやゴルフだけでなく、湯めぐりを目的地にしても十分に満足できるエリアだと、調べていて感じました。
この記事では、ルスツリゾート内で客室ごと温泉を独り占めできる宿と、車で足を延ばして出会える洞爺湖温泉の貸切露天風呂の宿を、あわせて4軒紹介します。2026年7月時点の情報をもとにしていますが、料金やプラン内容は季節や予約状況で変わりやすいため、最新情報は公式サイトや楽天トラベルでご確認ください。
50件近い口コミを読み込んでいて気づいたのですが、貸切風呂に関する満足度の高い宿ほど「予約のしやすさ」と「景色」の両方に触れているレビューが多い印象でした。貸切風呂があるというだけでなく、そこからの眺めまで含めて評価されている宿を選ぶことが、後悔しない一軒選びのコツだと思います。
ルスツエリアで貸切露天風呂を選ぶときの基準
ルスツ自体は温泉地というより、スキーとゴルフのリゾートとして発展してきた土地です。そのため、貸切露天風呂を軸に宿を探すなら、まず「客室に温泉露天風呂が付いているタイプ」と「車で移動して貸切風呂のある温泉地に泊まるタイプ」の2つの選び方があることを知っておくと迷いにくくなります。
前者はリゾート施設内で完結するので、雪道や夜道を移動する必要がなく、滑り疲れた体をすぐに湯へ沈められるのが魅力です。後者は移動の手間こそありますが、羊蹄山と洞爺湖という北海道らしい景観を眺めながらの貸切風呂に出会えます。どちらが正解というわけではなく、旅の目的次第で選び方が変わってくると思います。ゲレンデ中心の滞在なら前者、温泉地としての雰囲気そのものを楽しみたいなら後者、というくらいの分け方で十分だと感じました。洞爺湖温泉まではルスツリゾートから車で30分ほど、距離にして30km弱です。日帰り温泉ではなく宿泊を伴う移動なので、ルスツ観光と洞爺湖観光を一泊ずつに分けて楽しむ旅程もおすすめです。
もうひとつの基準が、貸切風呂の予約方式です。客室に露天風呂が付いているタイプは在室中いつでも自由に入れる一方、洞爺湖温泉の貸切風呂は多くが50分程度の時間制で、フロントに事前予約を入れる形式です。到着後すぐに埋まってしまうこともあるので、チェックイン時に真っ先に予約を済ませるのがコツだと、口コミを読んでいて感じました。冬季は積雪や路面状況によって移動時間が延びることもあるため、余裕を持った到着時間を見込んでおくと、貸切風呂の予約枠を逃しにくくなると思います。楽天トラベルでルスツ・洞爺エリアの宿を検索すると、貸切風呂の有無や予約方式まで写真つきで比較できます。
ルスツリゾート内で客室ごと温泉を独り占めできる宿
ルスツリゾートの中でも、客室に温泉露天風呂を備えているのがウェスティンルスツリゾートです。移動の手間なく、誰にも気兼ねせず湯に浸かりたい人にまず候補にしてほしい一軒です。
ウェスティンルスツリゾート 全室メゾネットの客室露天風呂で羊蹄山を独占
ウェスティンルスツリゾートは、客室が全てメゾネットタイプで、約20mという長さの温泉露天風呂が備わっているとされています。国立公園に指定されている羊蹄山や周辺の山々、晴れた夜には満天の星空を眺めながら湯に浸かれるという構成で、貸切風呂を予約する手間そのものが要らないのが最大の強みだと思います。
館内にはウェスティンルスツ温泉として、男女別の内湯やドライサウナも用意されているとのことで、客室の湯とあわせて気分によって使い分けられそうです。個人的には、スキーで冷えた体をすぐに客室の露天風呂で温められるという点に、かなり惹かれました。連泊してアクティビティと温泉を交互に楽しむ滞在スタイルにも向いていそうです。朝は客室の露天風呂で羊蹄山のモルゲンロートを眺め、日中はゲレンデやゴルフコースで過ごし、夜はまた客室の湯に戻るという一日の組み立て方ができるのは、この宿ならではだと思います。客室タイプや温泉の利用時間は変わる可能性があるため、最新情報は公式サイト・楽天トラベルでご確認ください。
車で足を延ばして出会う洞爺湖畔の貸切露天風呂
ルスツから車で30分ほど走ると、洞爺湖を望む温泉地、洞爺湖温泉に着きます。ここには、貸切露天風呂を予約制で提供している宿がいくつも集まっています。ここでは代表的な2軒を紹介します。
洞爺観光ホテル 「月かげの湯」で洞爺湖と羊蹄山を独り占め
洞爺観光ホテルは、湖畔に建つ老舗ホテルで、貸切温泉風呂「月かげの湯」を予約制で用意しています。1回50分、2200円から3300円ほどで利用できるとされていて、事前予約が必須とのことです。湖と羊蹄山を同時に見渡せる立地で、天候が良ければ夕暮れ時の湖面が赤く染まる様子まで湯船から眺められるそうです。
口コミを読んでいると、大浴場だけでなく溶岩石造りの洞窟風呂やラジウムを含む温泉も評判が良く、湯めぐり感覚で楽しめる宿だと感じました。個人的には、貸切風呂を予約したうえで、空いた時間に大浴場や洞窟風呂も回るという欲張りな入浴プランが良さそうだと思っています。夕食には地元洞爺の食材を使った会席料理のプランも用意されているとのことで、貸切風呂とあわせて食事もじっくり選びたい人に向いていそうです。料金や予約枠は変動するため、最新情報は公式サイト・楽天トラベルでご確認ください。
ザ・レイクビューTOYA 乃の風リゾート 湖と一体化する展望貸切風呂
ザ・レイクビューTOYA 乃の風リゾートは、屋上に「天空」を意味するTENQOOという露天風呂を持ち、洞爺湖と中島、羊蹄山を湯船の中央から見渡せる造りになっているとされています。景色を楽しめる貸切風呂も備えていて、湯船の縁と湖面が溶け合って見えるようなデザインが特徴だそうです。
季節替わりの湯や立ち湯など、入浴のバリエーションが豊富な点も魅力です。気になって調べてみたんですが、口コミには「貸切風呂から見る夕景が忘れられない」という声がいくつもあり、これは本物だと感じました。貸切風呂は人気が高く早めに埋まることもあるようなので、チェックイン直後の予約をおすすめします。館内には北海道の食材を使ったビュッフェもあり、貸切風呂で羊蹄山の夕景を楽しんだあとに、ゆったり食事へ向かうという流れが組みやすい宿だと思います。設備や料金は変わる可能性があるため、最新情報は公式サイト・楽天トラベルでご確認ください。
記念日や親孝行の旅にふさわしい湖を望む宿
貸切露天風呂は、記念日旅行や両親への贈り物としての旅にもぴったりの設備です。ここでは、部屋そのものから湖を望めるタイプの宿を紹介します。
洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラス 展望風呂付き客室で特別な一室に
洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラスには、温泉展望風呂付き客室という、部屋の中に洞爺湖を望む温泉風呂が備わったタイプの部屋があるとされています。大浴場には「月の湯」というサウナ主体の湯と、「星の湯」という洞爺湖と一体化するようなインフィニティ露天風呂もあり、客室と大浴場の両方で湖景色を堪能できる構成です。
炉端焼きを中心にした夕食プランや、石窯ピザを含むビュッフェなど食事のスタイルも幅広く選べるとのことで、記念日には個室感のある展望風呂付き客室、家族旅行にはビュッフェプランというように使い分けやすいと感じました。待って、この展望風呂付き客室、羊蹄山と洞爺湖を両方部屋から見渡せるタイプもあるらしくて、これは完全に贅沢が過ぎる気がします。両親を招く旅なら、部屋で好きな時間に湯へ入れる気楽さが喜ばれそうですし、結婚記念日のような特別な日には、部屋の温泉に浸かりながら花火大会の日程に合わせて宿泊するという選び方もできそうです。客室タイプや食事内容は変わる可能性があるため、最新情報は公式サイト・楽天トラベルでご確認ください。
予算感・アクセス・よくある質問
最後に、ルスツ・洞爺エリアで貸切露天風呂の宿を選ぶときに気になりやすいポイントを整理しておきます。
予算とアクセスの目安
ルスツリゾート内の客室露天風呂タイプは、シーズンや部屋のグレードによって料金の幅が大きく、繁忙期のスキーシーズンは特に早めの予約が安心です。洞爺湖温泉の貸切風呂付き宿は、素泊まりに近いプランから会席料理付きのプランまで幅があり、貸切風呂の利用料が別途かかる宿と、宿泊料金に含まれている宿があるので、予約時に確認しておくと安心です。アクセスは、新千歳空港からルスツまで車で約2時間、ルスツから洞爺湖温泉までは車で約30分が目安です。冬季は積雪状況によって所要時間が変わるため、余裕を持ったスケジュールを組んでおくと良さそうです。レンタカーを使わない場合は、洞爺ルスツ線というバス路線が両エリアを結んでいるので、公共交通機関での移動も検討できます。
季節ごとの楽しみ方
冬はスキーとセットで雪見の貸切風呂を楽しむのが王道ですが、夏場のルスツ・洞爺エリアも実は魅力が多いと調べていて感じました。夏は羊蹄山の緑と洞爺湖の澄んだ水面を眺めながらの湯浴みになり、洞爺湖温泉では夏季に湖上花火大会が行われる時期もあるため、展望風呂付き客室から花火を楽しむという贅沢な過ごし方もできそうです。秋は紅葉、冬は雪見と、季節ごとに景色がまったく違う表情を見せてくれるのも、このエリアで貸切露天風呂を選ぶ楽しみのひとつだと思います。
よくある質問
貸切風呂は水着が必要かという質問をよく見かけますが、多くの宿では男女や家族単位での利用が前提のため、水着なしで入浴できるタイプが一般的とされています。ただし宿によって運用が異なるので、予約時に確認しておくと安心です。また、貸切風呂の予約は当日フロントで先着順という宿が多く、チェックイン後すぐに申し込むのが埋まりにくいコツだと口コミで見かけました。羊蹄山や洞爺湖の景色を優先するか、客室に居ながら入れる手軽さを優先するかで、選ぶ宿の方向性が変わってくると思います。
子ども連れでも貸切風呂は利用できるのかという声もよく見かけます。多くの宿では家族単位の利用を想定しているため、小さな子どもと一緒に入れるケースがほとんどのようですが、時間制のため長湯はしにくいという口コミもありました。両親を連れての旅であれば、貸切風呂とあわせて部屋食や個室での食事ができるプランを選ぶと、移動の負担を減らしながらゆったり過ごしてもらえると思います。詳しいプラン内容は、楽天トラベルで最新の空室状況とあわせて確認してみてください。
graph TD
A[ルスツ到着] -->|移動なしで入りたい| B[ウェスティンルスツリゾート]
A -->|車で30分・景色重視| C{洞爺湖温泉}
C -->|老舗の貸切風呂| D[洞爺観光ホテル]
C -->|展望重視| E[ザ・レイクビューTOYA]
C -->|客室から湖を望みたい| F[万世閣レイクサイドテラス]
まとめ
ルスツ・洞爺エリアで貸切露天風呂の宿を選ぶなら、移動せずに客室で完結させたいのか、車で少し足を延ばして洞爺湖の景色まで手に入れたいのかで、選ぶべき一軒が変わってきます。ウェスティンルスツリゾートは客室そのものが貸切風呂代わりになりますし、洞爺観光ホテルやザ・レイクビューTOYA、万世閣レイクサイドテラスは、湖と羊蹄山を望む予約制の貸切風呂が魅力です。
正直、ルスツはスキー場のイメージが強すぎて、これほど温泉の選択肢が充実しているとは調べる前は思っていませんでした。雪山と湖、どちらの景色も貸切風呂から眺められるというのは、北海道ならではの贅沢だと思います。両親との旅行にも、記念日の夫婦旅にも、静かに一人で羊蹄山を眺めたい大人旅にも、それぞれ似合う一軒がこのエリアにはあると感じています。
気になる宿が見つかったら、楽天トラベルで空室状況を確認してみてください。特に冬のスキーシーズンと夏の花火の時期は、貸切風呂付きの客室から予約が埋まりやすいと感じたので、行き先を決めたら早めに動くのがおすすめです。誰にも気兼ねせず湯に浸かる時間が、旅の一番の思い出になりますように。








