夫婦で郡上八幡に行きたいねという話をしてから、もう1か月ほど宿を調べています。長良川の清流と、格子戸の並ぶ古い町並み。写真を見るたびに惹かれるのですが、正直なところ、うちは夫婦そろって運転があまり得意ではありません。郡上八幡駅までは電車で行けるとして、そこから宿までどう移動すればいいのか。調べ始めてすぐにぶつかったのが、この「送迎」問題でした。
気になって郡上八幡の宿を一軒ずつ調べてみると、送迎ありと紹介されている宿の情報が、実は古いままだったり、予約サイトによって書いてあることが違ったりすることに気づきました。せっかく期待して調べたのに、実際には予約ページが閉じていた宿もあって、正直かなり驚きました。だからこそ今回は、楽天トラベルの公式情報を一つひとつ確認しながら、今も送迎してもらえる宿はどこなのか、条件はどうなっているのかを丁寧に調べ直すことにしました。
この記事では、郡上八幡駅や高速バスからのアクセスの全体像を整理したうえで、実際に無料シャトルバスや送迎の相談ができる宿を紹介し、送迎はないけれど評判の良い老舗旅館も含めて、移動手段別の選び方までまとめています。同じように「車がないけれど郡上八幡に泊まりたい」と思っている人の参考になればうれしいです。なお、送迎の条件や料金は2026年7月時点の情報をもとにしていますが、変動しやすい部分もあるため、最新情報は必ず公式サイトや楽天トラベルでご確認ください。
郡上八幡駅からのアクセス、まず知っておきたいこと
宿を比較する前に、まず郡上八幡という町とその玄関口の位置関係を整理しておきたいと思います。ここを押さえておくと、送迎の必要性がぐっと分かりやすくなる気がします。
長良川鉄道 郡上八幡駅と町の位置関係
郡上八幡の玄関口は、長良川鉄道越美南線の郡上八幡駅です。美濃太田駅から北へ1時間半ほど揺られていく、のどかなローカル線の終点近くにある駅だと知って、なんだか旅情がありそうだなと最初に惹かれました。ただ、調べていて分かったのですが、駅そのものは市街地からやや外れた位置にあり、古い町並みが残る中心部までは歩くと20分近くかかることもあるようです。宿によっては駅からさらに距離があり、車での移動が前提になっているところも少なくありません。
正直、地図で見ているだけでは距離感がつかみにくかったので、口コミをいくつも読み込みました。「駅から歩くには少し遠かった」「タクシーを使った」という声がある一方で、「宿の送迎があって助かった」という声もあり、同じ郡上八幡でも宿によって移動のしやすさがかなり違うのだと実感しました。だからこそ、送迎の有無は宿選びの初期段階でかなり優先順位が高い条件になると思います。
タクシーという選択肢ももちろんありますが、地方都市らしく台数が限られているようで、繁忙期やイベントの時間帯にはつかまりにくいという声も見かけました。あらかじめ送迎の有無を確認しておけば、当日タクシー待ちで焦る心配も減らせそうです。
高速バス・郡上八幡ICを使う場合の注意点(デマンドタクシー等)
電車以外の選択肢として、高速バスを使うルートも調べてみました。名古屋の名鉄バスセンターから郡上八幡ICまで、直行の高速バスで1時間半ほどというのは、思っていたよりも早くて意外でした。運転を避けたい人にとっては、この高速バスもかなり現実的な選択肢だと思います。
ただし、ここでも一つ注意点を見つけました。郡上八幡ICのバス停に着いても、周辺にはほとんど何もなく、そこから先の移動手段を自分で確保する必要があるという情報です。地元では「郡上八幡インター デマンドタクシー」という乗合タクシーの予約システムが用意されているようで、こういう仕組みがあること自体、事前に知っておくと安心材料になると思います。バス停に着いてから慌てて調べるのではなく、出発前に乗り継ぎの段取りを決めておいたほうが、旅の満足度は確実に上がりそうです。
正直、車社会の地方部でバス移動を選ぶと、こういう「最後の数キロ」が地味に悩ましいポイントになりがちです。だからこそ、宿自体が送迎を用意してくれているかどうかが、想像以上に重要な判断材料になってくると感じました。次の章から、実際に送迎の相談ができる宿を具体的に紹介していきます。気になる宿を早めにチェックしておきたい方は、楽天トラベルで郡上八幡のページを覗いてみるのもおすすめです。
無料シャトルバスで駅から10分、ホテル積翠園
最初に紹介したいのがホテル積翠園です。郡上八幡城の麓、八幡山の中腹に佇む一軒宿で、公式ページを見ているだけでも「清流と名水の城下町を望む」という立地の良さが伝わってきます。調べていて何より安心したのが、送迎に関する情報がとても具体的だったことでした。
郡上八幡駅・城下町プラザからの予約制シャトルバス
楽天トラベルの施設ページのよくある質問を読んでいて、思わず「これだ」と声が出ました。「ホテルと最寄りのバス停又は、郡上八幡駅間の無料シャトルバスの運行を行っております」とはっきり書かれていたからです。ただし予約制で、宿泊日の前日までに電話予約が必要とのことでした。当日いきなり駅で「送迎お願いします」というわけにはいかないようなので、この点は必ず事前に押さえておきたいポイントです。
正直、無料シャトルバスがあるというだけでも十分ありがたいのですが、それが「城下町プラザ」というバス停とも接続しているという点も見逃せません。城下町プラザからは徒歩10分、郡上八幡駅からは車で10分、郡上八幡インターからも車で10分という案内があり、電車・高速バスどちらで来ても、最終的にこのシャトルバスで宿までたどり着けそうです。口コミを読んでいても「郡上八幡城にも歩いて行けてとても良い観光ができた」という家族旅行の声を見かけ、送迎の便利さと立地の良さが両立している宿なのだと感じました。
気になって調べてみたんですが、無料屋外駐車場も観光バス3台・乗用車50台分と広く用意されているようです。車で来る人にも、送迎を使う人にも、どちらにも間口が広い宿という印象を受けました。予約制という一手間さえ惜しまなければ、運転に自信がない夫婦旅にはかなり心強い選択肢だと思います。
城下町を望む露天風呂付きデラックスルームと飛騨牛会席
積翠園は2019年7月に客室をリニューアルしていて、全21室が5つの異なるタイプに分かれているそうです。中でも気になったのが、城下町が一望できる露天風呂付きデラックスルームでした。客室で湯を独り占めできるというのは、記念日や特別な旅行にはやっぱり贅沢な条件だと思います。プライベートガーデンに面したデラックスルームもあるようで、部屋のタイプによって過ごし方の雰囲気がかなり変わりそうです。
お料理は、清流で育った郡上鮎や、岐阜を代表する飛騨牛を使った会席が自慢とのことでした。飛騨牛のフィレ・ロース・カルビを食べ比べるプランや、鉄板焼きで満喫するプランなど、飛騨牛だけでも複数の楽しみ方が用意されている点に、正直かなり心を惹かれました。郡上産のお米を一人ずつ釜炊きで提供しているという紹介文もあり、素材への向き合い方が丁寧な宿なのだろうと感じます。
口コミを読んでいると「お部屋も綺麗でご飯も美味しかった」という声が複数見つかり、味と設備の両方で満足度が高い宿なのだと分かりました。ウェルカムドリンクのサービスがロビーで用意されているという情報もあり、チェックインの瞬間からもてなしの姿勢が感じられそうです。送迎で駅から気軽に来られて、着いた瞬間からくつろげる。これは夫婦旅にちょうどよさそうだと、調べながらすっかり気持ちが傾いています。
送迎相談できる山あいの一軒宿、高畑温泉 湯之本館
もう一軒、送迎の面で調べていて印象に残ったのが高畑温泉 湯之本館です。郡上八幡の城下町から車で15分ほどの山間にひっそりと佇む、高畑温泉唯一の一軒宿とのことでした。
電車利用者向けの送迎バスと郡上おどり無料送迎
楽天トラベルのプラン説明を読んでいて目に留まったのが「電車をご利用のお客様 送迎バスをご希望の際は、お手数ですがご予約時に当館までお問合せくださいませ」という一文でした。ただし「4名様以上から、30分圏内でご相談に応じます」という条件つきだったので、夫婦2人での利用の場合は事前に電話で相談してみる必要がありそうです。積翠園のような「誰でも予約すれば無料シャトル」という形ではなく、あくまで「相談に応じる」というスタンスである点は、正直に書いておきたいと思います。
一方で面白いと思ったのが、郡上おどりの開催期間中だけの特別な送迎です。「郡上おどりの開催日は、当館⇔郡上八幡市街地を宿泊者様限定で無料送迎いたします」とあり、2026年は7月12日から9月6日のうち計30日間が対象とのこと。行きは夜20時に宿を出て20分ほどで郡上八幡に到着、帰りは22時に郡上八幡を出て宿へ戻るというダイヤも公開されていました。夜遅くまで踊って、酔い覚ましがてらのんびり山道を戻る。想像するだけで、これは郡上おどりの時期に泊まる価値がぐっと上がる情報だと思います。送迎は当日チェックイン時の申し込みでも対応してもらえるそうなので、身構えすぎなくても大丈夫そうです。
正直、山あいの一軒宿と聞くと「行くのが大変そう」という先入観があったのですが、条件付きとはいえ相談できる送迎があり、しかもイベント時期には無料送迎まで用意されている。ここまで調べて、印象がかなり変わりました。
那比川のせせらぎと山里会席、現金払いのみの注意点
湯之本館の温泉は、江戸時代に開湯したと伝わる歴史ある一軒宿の湯です。硫黄分を含み、美肌や冷え性、神経痛、疲労回復に良いとされているそうで、女性に人気があるという紹介文を見つけて、これは調べておいてよかったと思いました。客室からは那比川が望め、窓を開ければせせらぎが聞こえてくるという描写もあり、山の静けさに包まれる時間を過ごせそうです。
お料理は、川魚や山の恵みを使った「山里会席」が基本で、飛騨牛付きにグレードアップするプランもあります。特に6月から10月限定で提供される天然鮎づくしプランは、郡上鮎の塩焼きやから揚げ、鮎雑炊まで一通り味わえるという内容で、正直かなり惹かれました。9月以降は子持ちの落ち鮎も用意されるとあり、季節ごとに違う表情の鮎料理を楽しめるようです。冬場はぼたん鍋も出るそうなので、通年で楽しみ方が変わる宿だと感じます。
ただし、ここは大事な注意点として書いておきたいのですが、この宿は現金払いのみで、クレジットカードやQR決済には対応していないとのことでした。旅先で現金の持ち合わせが少ないと慌てることになりかねないので、事前に十分な現金を用意しておくことを強くおすすめします。入湯税として別途100円(大人のみ)が必要という案内もありました。こういう細かい実務情報こそ、行く前に知っておきたいポイントだと思います。周辺には「モネの池」と呼ばれる絶景スポットが車で20分ほどの場所にあるそうなので、翌日の観光と組み合わせるのも良さそうです。
送迎はないけれど評判抜群、老舗 備前屋という選択肢
送迎という軸で調べる中で、どうしても紹介したくなった宿がもう一軒あります。料理旅館 備前屋です。正直に言うと、この宿には送迎の案内が見当たりませんでした。それでも紹介したいと思うくらい、評判が飛び抜けていたのです。
郡上八幡現存最古、250年の歴史を持つ町屋旅館
備前屋は、江戸時代後期の藩校「潜竜館」の跡地に建てられた旅館で、郡上八幡の中で現存する最古の老舗旅館なのだそうです。250年以上の歴史と聞いて、思わず身構えてしまいましたが、口コミを読む限りでは、歴史の重みと快適さのバランスが取れた宿という評価が目立ちました。楽天トラベルの評価は4.77点、口コミ66件という数字で、今回調べた3宿の中でも頭一つ抜けた高評価です。
雪見障子や、栃の木の一枚板でつながる二階廊下など、町屋の趣をそのままに残した造りが自慢とのことでした。庭園に面した離れの客室もあり、8畳のバス・トイレ付きという設えは、静かに二人だけの時間を過ごしたい夫婦旅にも向いていそうです。正直、こういう歴史ある町屋建築の宿は、写真を見ているだけで滞在のイメージが膨らみます。
送迎がない代わりに、駐車場は8台分が無料・予約不要で用意されているとのことでした。車で来られる人にとっては、この身軽さもかえって使いやすいポイントかもしれません。
旦那の気まぐれおまかせ会席と、駅からのバス・徒歩ルート
備前屋の名物は「旦那の気まぐれおまかせプラン」という会席です。料理長である旦那さんがその日仕入れた食材を見て、気まぐれに創作する料理コースとのことで、通常の会席料理の枠にとらわれない内容なのだそうです。何が出てくるかは食べてみてのお楽しみ、という紹介文に、正直かなり心をくすぐられました。夕食・朝食とも個室食というのも、静かに味わいたい人にはうれしい条件です。飛騨牛ステーキプランも用意されていて、上ランクの肉をジュッと焼いて味わえるという説明を読んで、こちらも捨てがたいと感じました。
肝心のアクセスですが、郡上八幡駅から車で約10分、公共交通機関なら岐阜バスで「城下町プラザ」まで行き、そこから徒歩3分というルートが基本のようです。駅から歩く場合は15分ほどかかるという情報もありました。送迎がない分、電車利用の人は駅からバスに乗り継ぐか、タクシーを使う必要がありますが、城下町の風情を眺めながら歩くという選択肢も、旅の楽しみの一つになるかもしれません。
正直、送迎がないという点だけを見れば積翠園や湯之本館に軍配が上がりますが、料理と歴史の重みという点では備前屋も外せない候補です。移動の手間を惜しまないなら、十分に検討する価値のある宿だと思います。
送迎の有無で宿を選ぶときに確認したいポイント
ここまで3軒を調べてきて、送迎という一つの条件だけでも、宿によってこれほど違いがあるのかと驚きました。最後に、実際に予約する前に確認しておきたいポイントを整理しておきます。
予約制・人数条件など送迎の「条件」を事前確認する大切さ
今回いちばん実感したのは、「送迎あり」と一言で言っても、その条件は宿によって全く違うということでした。積翠園は予約制で前日までの申し込みが必須、湯之本館は基本的に4名以上からの相談ベースで、郡上おどりの時期だけは無条件で無料送迎が使えるという特別ルールがありました。同じ「送迎あり」という表記でも、実際に使えるかどうかは人数や日程によって変わってくるということです。
正直、こういう細かい条件は公式サイトの目立たない場所やFAQに書かれていることが多く、見落としがちです。予約前に、送迎の予約期限、対象人数、対象エリアの3点は必ず確認しておくことをおすすめします。特に前日までの予約が必要なケースでは、当日の交通事情で予定が変わっても対応してもらえない可能性があるので、余裕を持ったスケジュールを組んでおくと安心です。夫婦2人で行く予定なら、湯之本館のように人数条件がある宿は事前に電話で相談しておくのが確実だと思います。
また、ホテル郡上八幡のように、以前は送迎ありと紹介されていたのに、調べてみると楽天トラベルでの掲載自体が終了していたというケースもありました。古い情報をそのまま信じてしまうと、実際には予約できないということにもなりかねません。予約サイトの情報は、できるだけ最新のページで直接確認することが大切だと痛感しました。
送迎なしでも楽しめる、駅からのアクセス手段の選び方
送迎がない宿を選ぶ場合でも、選択肢がないわけではありません。備前屋のように、路線バスと徒歩を組み合わせれば十分アクセスできる宿もあります。郡上八幡駅からのバス便や、城下町プラザというバス停の存在を知っておくだけでも、移動の不安はかなり減らせると思います。
タクシーを使うという選択肢も、もちろんあります。ただし地方都市らしく台数に限りがあるようなので、事前に電話で呼べる会社を調べておくと安心です。郡上八幡インターのデマンドタクシーのように、地域独自の予約制サービスがある場合もあるので、宿だけでなく交通手段そのものも早めにリサーチしておくのがおすすめです。
個人的には、送迎ありの宿を軸にしつつ、行けなかったら送迎なしの宿もバス・タクシーで検討する、という二段構えで探すのが現実的だと感じています。楽天トラベルで気になる宿のアクセス欄を一つずつ確認しながら、自分たちの移動手段に合う宿を絞り込んでいくのが、結局いちばん確実な方法だと思います。
よくある質問
最後に、郡上八幡の宿と送迎についてよく気になりそうな点をまとめておきます。
まとめ
郡上八幡で送迎のある宿を探して調べてみると、確実に送迎ありと言えるのはホテル積翠園と高畑温泉 湯之本館の2軒でした。積翠園は予約制の無料シャトルバスで駅から気軽に、湯之本館は人数条件はあるものの相談ベースの送迎と、郡上おどり時期の特別送迎が魅力です。送迎はないけれど、老舗の風格と評判の高さで備前屋も候補に加えました。
振り返ってみると、送迎の有無を調べる中で、料理や温泉、客室の魅力まで自然と見えてきたのが今回の収穫でした。城下町を望む露天風呂付きの部屋、山あいで味わう天然鮎、250年の歴史が育んだ会席料理。送迎という実用的な条件から入っても、結局は郡上八幡らしい上質な時間にたどり着けるのだと感じています。
私たち夫婦も、まだどちらにするか決めきれていませんが、正直、予約制のシャトルバスがあるホテル積翠園が今のところ本命です。気になる宿が見つかったら、楽天トラベルで最新の送迎条件や空室状況を早めに確認してみてください。送迎や料金の詳細は2026年7月時点の情報をもとにしていますので、予約の際はあらためて公式サイトや楽天トラベルで最新情報をご確認いただくと安心です。郡上八幡での時間が、車がなくても安心して楽しめる思い出になりますように。
graph TD
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