新宿御苑の桜が、正直かなり好きです。毎年3月下旬になると、仕事の合間を縫ってでも見に行きたくなる。そのくらい気に入っているのですが、去年ふと思ったんです。桜を見たあと、着替えずにそのまま温泉に入れたら最高なんじゃないか、と。新宿にそんな都合のいい宿があるのか半信半疑だったのですが、気になって調べてみると、想像していたよりもずっと具体的な答えが見えてきました。

正直に言うと、新宿には「温泉」と名のつくホテルはたくさんあります。ただ調べを進めていくと、その多くが地下から湧き出す天然温泉ではなく、人工的に温浴効果を再現した設備だということも分かってきました。これは知らずに予約していたら、ちょっとがっかりしていたかもしれません。だからこそ今回は、天然温泉かどうかまで一つひとつ確認しながら、新宿エリアで本物の温泉に入れる宿はどこなのか、桜の名所とどう組み合わせられるのかを整理してみることにしました。

この記事では、新宿にある「温泉」表記のホテル事情をまず整理したうえで、実際に天然温泉を持つ2軒の宿を詳しく紹介し、新宿御苑や神田川沿いの桜の名所と組み合わせた過ごし方まで具体的にまとめています。同じように「新宿で桜も温泉も両方楽しみたい」と思っている人の参考になればうれしいです。なお、施設情報や料金、桜の見頃は変動しやすいため、2026年7月時点の情報をもとにしつつ、最新情報は必ず公式サイトや楽天トラベルでご確認ください。

新宿に温泉旅館はある?知っておきたい基本

新宿で「温泉宿に泊まりたい」と検索すると、大浴場付きのホテルがずらりと出てきます。ただ、正直なところ、この「温泉」という言葉の中身は宿によってかなり違うということを、調べていくうちに実感しました。まずはこの基本を押さえておきたいと思います。

「温泉」表記のホテルでも人工温泉のことがある、という事実

新宿駅周辺の大浴場付きホテルをいくつか調べていて驚いたのが、「温泉」を名乗っていても、地下から湧き出す天然温泉ではないケースが少なくないという点でした。たとえばアパホテル〈新宿御苑前〉の大浴場「玄要の湯」は、公式のお風呂案内で「準天然光明石温泉」と説明されています。これは光明石という鉱石を使って温浴効果を再現した人工的な設備のことで、地中から自然に湧き出る天然温泉とは仕組みが異なります。同じくアパホテル〈新宿 歌舞伎町タワー〉の大浴殿「天空の湯」も、調べてみると同様に準天然光明石温泉でした。

誤解のないように書いておきたいのですが、人工温泉が悪いという話ではありません。新宿御苑前駅から徒歩1分という立地で、旅先で大浴場に浸かれること自体はうれしいポイントです。ただ、このブログが大切にしている「源泉かけ流し」「本物の温泉」という価値基準からすると、少し性格が違う設備だと正直に伝えておきたいと思いました。「温泉」という表記だけを見て予約すると、期待していたものと違った、ということになりかねません。

正直、この違いに気づいたのは偶然でした。最初は「新宿 温泉 ホテル」で検索して出てきた宿を片っ端からチェックしていたのですが、いくつかの施設の「お風呂について」というページを読み込んでいくうちに、「天然温泉」ではなく「温泉利用施設」や「準天然」という言葉が使われていることに気づいたんです。パンフレットやサイトのトップページでは大きく「温泉」と書かれているのに、細かい設備説明のところまで読まないと、人工的な設備だということが分かりにくい。これは、事前にしっかり調べないと見落としてしまうポイントだと感じました。

個人的には、こういう細かい違いこそ、行く前に知っておきたい情報だと思っています。天然温泉にこだわりたいのか、大浴場があれば十分なのか。自分の希望に合わせて、この違いを踏まえたうえで宿を選んでほしいというのが、今回いちばん伝えたいことのひとつです。ちなみに、光明石を使った人工温泉自体は都内のビジネスホテルでもよく採用されている方式で、血行促進や保温効果をうたっているところも多いようです。天然温泉と違う仕組みだと理解したうえで、リラックス目的で気軽に使うぶんには十分魅力的な設備だとも思います。

新宿エリアで本物の天然温泉に入れる宿は実はかなり絞られる

では、新宿エリアで正真正銘の天然温泉に入れる宿はどこにあるのか。これを軸に調べ直してみると、該当する宿はかなり限られることが分かりました。新宿駅・新宿御苑周辺という条件で探すと、天然温泉の露天風呂を備えた宿として名前が挙がるのは、実質的に1軒だけという状況です。

正直、これだけ大きな繁華街なのに天然温泉旅館が1軒しかないというのは、調べていて少し意外でした。ただ考えてみれば、新宿は地質的に温泉が自然に湧き出るエリアではないので、天然温泉を提供するには、どこか別の場所から源泉を運んでくる必要があります。実際、新宿エリアで本物の温泉を掲げている宿は、箱根の源泉を運搬して使うという形をとっています。この一手間をかけているかどうかが、天然温泉と人工温泉を見分ける一つの目安になると感じました。

都心で温泉を持つホテルには、大きく分けて「地下深くまでボーリングして自前で温泉を掘り当てているタイプ」と「離れた温泉地から源泉を運んでくるタイプ」の2種類があります。前者は東京都内でも一部の大型ホテルで見られますが、莫大な設備投資が必要になるためかなり限られます。新宿エリアで見つかった本物の天然温泉旅館は後者の方式で、箱根・芦ノ湖温泉という信頼できる源泉地から運んでいるという点に、むしろ誠実さを感じました。名前も体裁だけの「温泉」ではなく、実際に本物の湯を届けようとする姿勢が伝わってきます。

口コミを読んでいても、「都心なのに本物の温泉に入れるとは思わなかった」という驚きの声を複数見かけました。旅行で地方の温泉地まで足を運ぶ時間がなかなか取れない人にとって、新宿という利便性の高いエリアで本物の湯に浸かれるというのは、それだけで十分価値のある選択肢だと思います。仕事帰りや、遠出が難しい週末にも気軽に立ち寄れる距離感というのは、地方の温泉旅館にはない、都心の温泉旅館ならではの強みだと感じました。

次の章から、実際に天然温泉を備えた宿を具体的に紹介していきます。新宿エリアだけでなく、少し足を延ばせば同じ系列のもう一軒も選択肢に入ってくるので、あわせてチェックしてみてください。楽天トラベルで新宿エリアの宿を見てみると、大浴場ひとつとっても表記がさまざまなことに気づくと思います。

新宿御苑のすぐそば、ONSEN RYOKAN 由縁 新宿

調べていて「これはまさに求めていた宿だ」と思ったのがONSEN RYOKAN 由縁 新宿です。名前に「ONSEN RYOKAN」と正面から掲げているだけあって、温泉に関する情報がとにかく具体的でした。東京メトロ丸ノ内線の新宿三丁目駅から徒歩約8分、新宿御苑前駅からは徒歩約7分という立地で、新宿の真ん中にいながら旅館らしい静けさを味わえそうです。

箱根の源泉を運ぶ最上階18階の露天風呂

この宿の温泉は、箱根・芦ノ湖温泉の源泉を運び入れたアルカリ性単純温泉です。それを最上階18階の露天風呂で楽しめるという情報を見つけたとき、正直「新宿の高層階からこの景色を見ながら本物の温泉に入れるのか」と驚きました。窓の外には新宿の高層ビル群が広がっていて、都会の真ん中にいることを忘れさせてくれるような、不思議な入浴体験になりそうです。

客室は総数193室で、セミダブルやツイン、コンフォートツインなど複数タイプがあり、畳の小上がりを備えた和の空間がベースになっているとのことでした。高層階の窓から新宿の夜景を望める部屋もあるようで、記念日や特別な夜にはかなりふさわしい雰囲気だと感じます。旅館という言葉から連想する落ち着きと、都心ホテルらしい眺望が両立しているのは、新宿ならではの魅力かもしれません。口コミの評価も4.41点(612件)と高く、これだけの件数でこの評価がついているというのは、それだけ多くの人が実際に満足しているということだと思います。

アルカリ性単純温泉は、刺激が少なくどんな肌質の人でも比較的入りやすい泉質だと言われています。湯上がりに肌がすべすべするという感想を口コミで見かけることも多く、いわゆる「美人の湯」に分類されるタイプの温泉です。18階という高さから見下ろす新宿の夜景は、写真で見ているだけでも吸い込まれそうな迫力があり、露天風呂という開放感のある空間でこの景色を独り占めできるというのは、なかなか他では味わえない体験だと思います。畳の小上がりがある客室も、洋室主体のホテルとは違う、旅館らしい寛ぎ方ができそうです。

ただし、正直に書いておきたい注意点があります。公式サイトの告知によると、2026年6月1日から6月21日は設備工事に伴う全館休館、6月22日から2027年頃までは設備工事期間として、音や振動を伴う工事が行われる予定とのことです。客室や温泉大浴場は工事期間中も通常通り利用できるとのことですが、1階の食事処「夏下冬上」は2026年10月31日まで休業予定と案内されています。次の桜シーズン、つまり2027年3月下旬から4月上旬ごろに宿泊を検討する場合は、食事付きプランの提供状況も含めて、予約前に公式サイトで最新情報を確認することを強くおすすめします。

新宿御苑まで徒歩7分、桜を見たあとそのまま温泉へ

この宿のもう一つの魅力は、なんといっても新宿御苑への近さです。最寄り駅が新宿御苑前駅ということもあり、新宿御苑まで徒歩7分ほどでたどり着けます。桜を見たあと、着替えずにそのまま温泉に向かえるというのは、まさに私が最初に思い描いていた過ごし方そのものでした。

食事は1階の食事処「夏下冬上」で、坪庭を望みながら鉄板料理と天ぷらのコースを味わえるとのことです。記念日プランでは厳選和牛の鉄板焼きにアニバーサリーケーキ、乾杯用のスパークリングがつくプランもあるようで、夫婦や大切な人との旅行にはうれしい内容だと思います。ただし前述の通り、食事処は2026年10月31日まで休業予定とされているため、次の桜シーズンに食事付きプランを希望する場合は、必ず提供状況を確認してから予約してほしいところです。

気になって調べてみたのですが、新宿御苑前駅から由縁 新宿までの道のりは、大通りから一本入った落ち着いた通りを歩くルートになるようです。新宿御苑を出てすぐに繁華街の喧騒に戻るのではなく、静かな道をゆっくり歩きながら宿にたどり着けるというのは、桜を見たあとの余韻を保つという意味でもうれしいポイントだと思います。「夏下冬上」という食事処の名前にも、季節を大切にする姿勢が表れている気がして、正直かなり好みです。

チェックインは15時から27時、チェックアウトは11時までとゆったりしています。専用駐車場はないので、車で行く場合は近隣のコインパーキングを利用する形になります。新宿御苑の桜を昼間にゆっくり楽しんで、夕方以降にチェックインして最上階の露天風呂で一日の疲れを流す。こんな過ごし方ができるなら、新宿にいながら小さな旅行気分を味わえそうだと、調べながらすっかり気持ちが傾いています。桜のシーズンは日中の人混みで意外と歩き疲れるものなので、夕方以降にゆったり温泉で疲れを流すという流れは、体力的にも理にかなっていると思いました。

新宿から電車10分、もう一つの本物の温泉旅館「由縁別邸 代田」

由縁 新宿を調べているうちに見つけたのが、姉妹館にあたる由縁別邸 代田です。新宿からは少し離れますが、電車でわずか10分ほど。新宿エリアで探している人にも、十分現実的な選択肢に入ってくると思います。

世田谷代田駅徒歩1分、箱根の湯を引いた大浴場

由縁別邸 代田は、小田急線の世田谷代田駅から徒歩約1分という驚くほどの近さにあります。下北沢駅からも南西口から徒歩8分ほどとのことで、新宿駅から電車で約10分というアクセスの良さも含めて、思っていたよりずっと気軽に行ける距離感だと感じました。2020年9月に、小田急線の地下化に伴ってできた「下北線路街」の跡地に開業した比較的新しい宿だそうです。

正直、駅から徒歩1分という近さは、旅行の計画を立てるうえでかなり心強い条件だと思います。大きな荷物を持っての移動でも負担が少なく、電車を降りてすぐにチェックインできるという気軽さは、遠方の温泉旅館ではなかなか味わえません。新宿から電車一本で行けるという距離感も含めて、思い立ったらすぐに向かえる温泉旅館という位置づけがしっくりきます。

ここの温泉も、由縁 新宿と同じく箱根・芦ノ湖温泉の源泉を運んだアルカリ性単純温泉で、1階の大浴場にある露天風呂で楽しめます。専用庭を望む内湯もあるとのことで、静かに湯に浸かる時間を大切にしている宿なのだろうと感じます。客室は7タイプ35室で、人気なのは限定2室の「露天風呂付デラックスツインルーム」とのことでした。ただ、ここは正確に書いておきたいのですが、公式のよくある質問では「客室の露天風呂は温泉ではない、大浴場の外湯でお楽しみください」と明記されています。客室露天は温泉ではなく、大浴場の外湯が本物の温泉という位置づけなので、この点を混同しないようにしたいところです。口コミの評価は4.65点(183件)と、由縁 新宿よりもさらに高い数字がついていて、正直これはかなり気になる宿だと思いました。

由縁ブランドは「旅館の本質を編集する」というコンセプトを掲げているそうで、由縁 新宿と由縁別邸 代田は姉妹館でありながら、それぞれ違う個性を持たせているようです。由縁 新宿が高層階からの眺望を活かした都会的な旅館だとすれば、由縁別邸 代田は下北沢という街の空気感を取り込んだ、少し肩の力が抜けた雰囲気の宿という印象を受けました。開業からまだ数年という新しさもあり、設備や客室のコンディションの良さを評価する口コミが多いのも納得です。評価件数が183件とそこまで多くない分、まだ知る人ぞ知る穴場という側面もあるのかもしれません。

北沢川緑道の桜と、下北沢まで歩ける立地

食事は「割烹 月かげ」「茶寮 月かげ」で会席料理を楽しめます。記念日プランには、デザートプレートやフラワーボックス、日本酒のスパークリングといったオプションも用意されているようで、3日前の15時までに予約が必要とのことでした。大切な日の予定が決まったら、早めに問い合わせておくと安心だと思います。チェックインは15時から24時、チェックアウトは11時までで、アーリーチェックインやレイトチェックアウトも有料オプションで用意されています。

桜との組み合わせという点で見逃せないのが、宿のすぐそばを通る北沢川緑道です。環状七号線から淡島通りにかけて桜並木が約150本続いていて、世田谷の隠れた花見スポットとして知られています。新宿御苑のような大きな賑わいはない分、静かに桜を眺めながら散歩できるのが魅力だと思います。緑道を歩いて下北沢まで足を延ばすこともできるので、桜を見て、街歩きを楽しんで、最後は本物の温泉で締めくくる。そんな一日の過ごし方が自然に描ける立地だと感じました。専用駐車場はないので、車で向かう場合は周辺のコインパーキングを事前に確認しておくのがよさそうです。

正直、下北沢という街の存在も、この宿の魅力を底上げしていると思います。古着屋やカフェ、小劇場が並ぶ独特の雰囲気を持つ街で、桜と温泉だけでなく、街歩きそのものを楽しみにしている人にも向いていそうです。北沢川緑道を歩きながら下北沢まで足を延ばし、気になるお店をのぞいてから宿に戻って温泉に浸かる。新宿御苑のような王道の花見スポットとはまた違う、少し大人っぽい休日の過ごし方ができるのではないかと想像しています。夫婦や気の合う友人との旅行にも、ちょうどいい距離感の宿だと感じました。

調べていて意外だったのは、北沢川緑道が「暗渠」、つまりかつて川だった場所を緑道として整備した道だという点でした。水の流れる音こそ聞こえませんが、桜並木の足元には遊歩道が続いていて、まるで川沿いを歩いているような散歩ルートになっています。世田谷代田駅から下北沢方面へ歩けば、桜のトンネルをくぐるように散策できる時期もあるようで、新宿御苑の華やかさとはまた違う、地元に根づいた花見の雰囲気を味わえそうだと感じました。

新宿エリアの桜の名所と、宿と組み合わせた過ごし方

温泉旅館の話が中心になりましたが、そもそもの出発点は「新宿で桜を見たい」という気持ちでした。ここからは、新宿エリアで桜を楽しめる場所を改めて整理しておきたいと思います。

新宿御苑、70品種900本の桜を長く楽しめる理由

新宿御苑は、園内に約70品種・約900本もの桜が植えられていて、エドヒガンやオオシマザクラ、ヨウコウ、ソメイヨシノなど、1月の早咲きから4月の八重桜まで長期間にわたって桜を楽しめる場所です。例年の見頃はソメイヨシノが3月下旬、八重桜が4月ごろとされています。これだけ多品種があると、一度訪れただけでは全部を見きれないくらいのボリュームだと思います。

開園時間は季節によって変わり、桜のシーズンにあたる3月下旬から4月下旬ごろは無休開園になる時期もあります。入園料は一般500円、65歳以上と学生は250円、中学生以下は無料という料金体系です。また、混雑緩和のために事前予約制が導入される場合もあるようなので、訪れる前に必ず公式サイトで最新の運用状況を確認しておくことをおすすめします。開花時期そのものも年によって前後するため、最新の開花情報は気象庁や日本気象協会、新宿御苑の公式サイトで確認するのが確実です。前述の由縁 新宿は新宿御苑前駅から徒歩7分の立地なので、この規模の桜を見たあとにそのまま宿へ向かうという流れは、かなり贅沢な一日になりそうです。

個人的に新宿御苑の面白いところは、イギリス風景式庭園、フランス式整形庭園、日本庭園という3つの様式が園内に共存している点だと思っています。同じ桜でも、庭園の様式によって見え方の印象がまったく違うんです。芝生が広がるイギリス風景式庭園ではのびのびとお花見を楽しめますし、日本庭園エリアでは池に映る桜を静かに眺めることができます。70品種もあるからこそ、早咲きの時期に訪れても遅咲きの時期に訪れても、必ず何かしらの桜に出会えるというのも、新宿御苑ならではの懐の深さだと感じます。都心にいながらこれだけの規模の桜を堪能できる場所は、東京でもそう多くはないはずです。

広い園内なので、歩き方にもコツがあるようです。ソメイヨシノが集中しているエリア、八重桜が並ぶエリアなど、見頃の時期によって歩くルートを変えると、その日いちばん美しい桜に出会いやすくなります。ベンチも各所に用意されているようなので、歩き疲れたら座ってゆっくり桜を眺める、という余裕を持った過ごし方もできそうです。混雑が気になる場合は、開園直後の午前中に訪れるのがおすすめだという声も口コミで見かけました。

神田川遊歩道と早稲田さくらまつり、穴場の桜スポット

新宿御苑ほど大きくはないものの、新宿区内には神田川沿いの桜並木もあります。西早稲田地区や高田馬場地区に分かれて桜並木が続いていて、都電荒川線の面影橋駅がアクセスの拠点になります。例年3月末には「早稲田さくらまつり」というイベントも開催されているようで、地域に根ざした花見の風物詩になっているようです。夜間はライトアップも行われることがあり、昼間とは違う雰囲気の桜を楽しめます。

神田川沿いの桜並木は、川面に張り出すように枝を伸ばした桜が水面に映り込む景色が特徴的だと聞きます。新宿御苑のように入園料や開園時間の制約がなく、いつでも気軽に立ち寄れるのも魅力です。地元の人たちが日常的に散歩コースとして利用している場所でもあるので、観光地然とした賑やかさよりも、暮らしに寄り添った桜の風景を味わいたい人に向いていると思います。早稲田さくらまつりのような地域イベントに合わせて訪れれば、屋台や催しも楽しめて、より一日を通して桜を満喫できそうです。

面影橋という駅名の響きも、個人的にはかなり好きです。歌川広重の浮世絵にも描かれたと言われる古くからの景勝地で、都電荒川線ののんびりとした走行音を聞きながら桜を眺められるという組み合わせは、新宿の喧騒からは想像しにくい静かな時間を作ってくれそうです。夜のライトアップの時間帯は、昼間の柔らかい印象とは違い、水面に映る灯りと桜がどこか幻想的な雰囲気を作り出すという声も見かけました。

由縁別邸 代田の周辺にある北沢川緑道の桜も含めて、新宿エリアには大きな名所から静かな穴場まで、いくつかの選択肢があります。新宿御苑でしっかり桜を見たい日、神田川沿いを散策したい日、北沢川緑道でのんびり歩きたい日。その日の気分や同行者に合わせて桜の場所を選び、そのあとの宿を組み合わせるという計画の立て方も面白いと思います。個人的には、まず新宿御苑で王道の桜を楽しんで、由縁 新宿の露天風呂で仕上げるという流れが、いちばん理想に近いかもしれません。気になる桜の名所が決まったら、近くの宿の空室状況も楽天トラベルであわせてチェックしておくと、当日の計画がぐっと立てやすくなると思います。

桜シーズンに温泉旅館を予約するときに確認したいポイント

ここまで調べてきて、新宿で桜と温泉を両方楽しむための材料はある程度そろったと思います。最後に、実際に予約する前に確認しておきたいポイントを整理しておきます。

天然温泉かどうかは公式のお風呂案内で確認する

今回いちばん実感したのは、「温泉」という言葉だけを鵜呑みにせず、公式サイトのお風呂案内まで確認することの大切さでした。アパホテル系列のように「温泉」と名乗っていても準天然光明石温泉、つまり人工温泉というケースがある一方で、由縁 新宿や由縁別邸 代田のように箱根の源泉を運んでまで天然温泉にこだわっている宿もあります。どちらが良い悪いという話ではなく、自分が何を求めているかによって選ぶべき宿が変わってくるということです。

予約サイトの説明文だけで判断せず、公式サイトの温泉・お風呂に関するページまで目を通しておくと、当日「思っていたのと違った」という残念な思いをせずに済みます。特に泉質や源泉のかけ流しにこだわりたい人は、この一手間を惜しまないほうがいいと感じました。気になる宿があれば、楽天トラベルの施設ページや口コミも合わせてチェックしてみてください。

もう一つ確認しておきたいのが、客室の設備と大浴場の設備を混同しないことです。由縁別邸 代田の例のように、「客室の露天風呂付きプラン」と紹介されていても、その客室露天自体は温泉ではなく、本物の温泉は別の場所にある大浴場だけ、というケースもあります。客室に露天風呂があると聞くと、つい温泉だと思い込んでしまいがちですが、公式のよくある質問やお風呂の案内ページまで目を通せば、こうした行き違いは防げます。口コミの中にも、こうした細かい設備の違いに言及している声が見つかることが多いので、予約前に一通り目を通しておくと安心です。

個人的には、泉質の名称もあわせてチェックすることをおすすめしたいです。「アルカリ性単純温泉」のように泉質名まで明記している宿は、それだけ温泉に対する説明が丁寧だという印になると感じています。逆に、泉質の記載がなく「温泉」とだけ書かれている場合は、念のため公式サイトで詳細を確認したほうが安心です。こうした小さな確認の積み重ねが、当日の満足度を大きく左右すると、今回調べていてあらためて実感しました。

桜シーズンは予約が埋まりやすい、早めの計画のすすめ

新宿御苑や北沢川緑道の桜が見頃を迎える3月下旬から4月上旬は、都内でも屈指の人気シーズンです。桜の名所に近い宿は、この時期あっという間に予約が埋まってしまう印象があります。由縁 新宿のように高層階からの眺望が魅力の部屋や、由縁別邸 代田の露天風呂付デラックスツインルームのような限定客室であればなおさらです。

次の桜シーズンに向けて、気になる宿は早めにチェックしておくことをおすすめします。特に由縁 新宿は2026年6月から2027年頃まで設備工事期間にあたるため、次のシーズンの食事付きプランや空室状況は変動する可能性があります。記念日や特別な日に合わせて計画している場合は、日程が決まり次第、公式サイトや楽天トラベルで最新の空室状況を確認しておくと安心です。

正直、桜シーズンの宿探しは早ければ早いほど選択肢が広がるというのが実感です。年明けごろから候補を絞り込んでおき、開花予想が発表され始める2月から3月にかけて日程を確定させる、というスケジュール感で動くと余裕を持って計画できると思います。特に週末や、桜の見頃と重なりやすい3連休は競争率が高くなりがちなので、平日の宿泊も選択肢に入れておくと予約が取りやすくなるかもしれません。記念日など日程を動かせない予定がある場合は、なおさら早めの行動をおすすめします。

もうひとつ意識しておきたいのが、開花のタイミングと宿泊日をぴったり合わせるのは難しいという現実です。桜の開花はその年の気候によって前後するため、数か月前に予約した時点では正確な見頃を予測しきれません。だからこそ、多少開花がずれても楽しめるよう、新宿御苑のように長期間にわたって多品種の桜が楽しめる場所を軸に据えておくと、心に余裕を持って旅行を計画できると思います。ソメイヨシノが少し早く散ってしまっても、八重桜がまだ見頃ということもあるので、焦らず構えておくのがコツかもしれません。

キャンセルポリシーを事前に確認しておくのも、賢い予約の仕方だと思います。開花が予想より早まったり遅れたりした場合に備えて、日程変更やキャンセルの条件を把握しておけば、直前になって慌てずに済みます。正直、桜の開花はふたを開けてみないと分からない部分が大きいので、この一手間を惜しまないことが、後悔のない花見旅行につながると感じています。

よくある質問

最後に、新宿の桜と温泉宿についてよく気になりそうな点をまとめておきます。

新宿駅から歩いて行ける天然温泉の宿はありますか。

ONSEN RYOKAN 由縁 新宿が、新宿三丁目駅から徒歩約8分、新宿御苑前駅から徒歩約7分の立地にあり、箱根・芦ノ湖温泉の源泉を運んだ天然温泉の露天風呂を最上階に備えています。2026年7月時点の情報のため、最新の営業状況は公式サイトでご確認ください。

アパホテルの大浴場は温泉ではないのですか。

アパホテル〈新宿御苑前〉の「玄要の湯」やアパホテル〈新宿 歌舞伎町タワー〉の「天空の湯」は、公式のお風呂案内によると準天然光明石温泉、つまり鉱石を利用した人工温泉です。地下から湧き出す天然温泉ではないため、天然温泉にこだわりたい場合は由縁 新宿や由縁別邸 代田のような宿を検討するのがおすすめです。

新宿から少し離れてもいいので、もっと本物の温泉旅館を探すならどこがいいですか。

由縁別邸 代田は小田急線世田谷代田駅から徒歩約1分、新宿駅から電車で約10分の距離にあり、由縁 新宿と同じ箱根の源泉を使った天然温泉の大浴場があります。北沢川緑道の桜も楽しめる立地です。

次の桜シーズンはいつごろですか。

例年ソメイヨシノの見頃は3月下旬から4月上旬ごろですが、年によって前後します。最新の開花情報は気象庁や日本気象協会、新宿御苑の公式サイトでご確認ください。

まとめ

新宿エリアで本物の天然温泉に入れる宿を調べてみると、駅近くで手軽に行けるのはONSEN RYOKAN 由縁 新宿、そして少し足を延ばせば由縁別邸 代田という、姉妹館2軒にたどり着きました。どちらも箱根・芦ノ湖温泉の源泉を運んだアルカリ性単純温泉で、新宿御苑や北沢川緑道の桜と組み合わせれば、都心にいながら旅館らしい非日常感を味わえそうです。

調べる前は「新宿に温泉旅館なんてあるのだろうか」と半信半疑でしたが、天然温泉かどうかを一つひとつ確認していく中で、むしろ人工温泉との違いがはっきり見えてきたのが今回の収穫でした。桜を見たあと、着替えずにそのまま最上階の露天風呂へ。そんな贅沢な一日を、次の桜シーズンに向けて計画してみるのはいかがでしょうか。

気になる宿が見つかったら、楽天トラベルで早めに空室状況を確認しておくことをおすすめします。宿泊料金やプラン内容、由縁 新宿の設備工事の状況は変動する可能性があるため、2026年7月時点の情報をもとにしつつ、予約の際はあらためて公式サイトでの最新確認をお願いします。新宿での桜と温泉の時間が、大切な人との素敵な思い出になりますように。

graph TD

A[新宿で桜と温泉を両方楽しみたい] --> B{天然温泉にこだわりたい?}

B -->|こだわりたい| C[新宿御苑そばの由縁 新宿を検討]

B -->|大浴場があれば十分| D[アパホテル系の大浴場も選択肢]

C --> E{新宿からの距離は?}

E -->|新宿駅・新宿御苑近くがいい| F[ONSEN RYOKAN 由縁 新宿]

E -->|電車10分程度ならOK| G[由縁別邸 代田]

F --> H[新宿御苑の桜を見てからチェックイン]

G --> I[北沢川緑道の桜と下北沢散策]

H --> J[楽天トラベルで空室状況を確認]

I --> J