香川旅行を計画していて、夫と「たまには離れの客室でゆっくりしたいね」という話になりました。大浴場でみんなと一緒に温泉に入るのも好きなんですが、記念日が近い旅だったので、正直、自分たちだけの空間でのんびりしたい気持ちが強かったんです。そこで楽天トラベルで「高松 離れ 客室」と検索してみたんですが、思っていたより該当する宿が少なくて、最初は拍子抜けしました。

気になって調べてみたんですが、高松市内だけで探すと「離れ」タイプの旅館はかなり限られることが分かってきました。そこで車で30分から1時間ほどの範囲まで視野を広げてみたところ、琴平、屋島、庵治といったエリアに、離れや個室感覚の露天風呂付き客室を持つ宿があることが見えてきました。この記事では、実際に調べて実在を確認できた3軒を、タイプ別に紹介します。2026年7月時点の情報をもとにしていますが、料金やプラン内容は変動するので、気になった宿は必ず公式サイトや楽天トラベルで最新情報を確認してくださいね。

高松で「離れ」を探すとき、最初に知っておきたいこと

高松で宿を探すとき、正直に言ってしまうと、離れ専門の旅館は驚くほど少ないです。高松市内は瀬戸内海に面したホテルや、ビジネス利用も多い都市型ホテルが中心で、京都や箱根のような「離れ文化」があまり根付いていないようでした。

検索していると「離れ」という言葉と一緒に「露天風呂付き客室」「展望風呂」という言葉がごちゃまぜに出てくるんですが、これがまた紛らわしい。個人的に気になって調べてみたんですが、「離れ」は建物そのものが独立している客室、「露天風呂付き客室」は同じ建物内にあっても部屋に屋外の浴槽が付いているタイプ、「展望風呂」は屋根のある室内の風呂だけれど眺めが良いタイプ、という違いがありました。この違いを知らずに予約すると、期待していたものと違う可能性があります。

香川・高松エリアのホテル・旅館を楽天トラベルで見る

「離れ」を探すときは、それが本当に独立した建物なのか、それとも同じ建物内の露天風呂付き客室や展望風呂なのかを、予約前に写真と間取り図で確認することが大事です。この違いを見分けるだけで、当日の「思っていたのと違った」を防げます。

高松市内にこだわると、正直、選べる宿はかなり限られてしまいます。でも車で30分から1時間ほど足を延ばして、こんぴら参りで有名な琴平や、屋島、庵治半島まで探す範囲を広げると、一気に選択肢が増えるんです。次の章から、実際にどんな宿があるのか、タイプ別に紹介していきます。

全室離れの老舗旅館、琴平花壇

今回調べた中で、唯一「全室離れ」と言い切れる旅館が、こんぴら温泉 琴平花壇です。高松市内からは車で1時間弱かかりますが、これはもう別格の存在感でした。

1627年に金刀比羅宮の参道沿いに旅籠として創業し、1905年(明治38年)に全室離れの料理旅館として開業したというから、その歴史の長さに驚きます。回遊式の和風庭園を囲むように、まるで別荘地のように離れが点在しているそうで、写真を見ているだけでも風情を感じました。

こんぴら温泉 琴平花壇には、森鴎外が明治41年に、北原白秋が昭和10年に宿泊したという記録も残っているそうです。北原白秋が滞在した「泉亭」は、離れの中でも最も古い数寄屋造りで、素朴な三和土の玄関や網代柄の廊下など、建材を吟味した造りが特徴だとか。待って、文人が実際に泊まった部屋に今も泊まれるって、調べていて一番テンションが上がったポイントでした。

琴平花壇のこんぴら温泉は、神経痛や筋肉痛、肩こりに良いとされる泉質だそうです。展望風呂からは讃岐平野と阿讃山脈を望めるとのことで、離れの静けさと合わせてゆっくり過ごすのに向いています。

高松中心部からは距離がありますが、こんぴら参りと合わせて1泊するプランを組めば、香川旅行の目的地として無理のない距離感だと思います。琴平駅から徒歩約15分、無料の送迎バスも用意されているそうなので、車を持たない二人旅でも安心です。

瀬戸内海を望む眺望スイート、夕凪の湯HOTEL花樹海

もう少し高松市内に近い場所で、露天風呂付きの贅沢な滞在を求めるなら、夕凪の湯HOTEL花樹海が気になりました。JR高松駅や高松西ICから車で約10分という立地で、離れではありませんが、瀬戸内プレミアムスイートやアイランドスイートA、アイランドスイートB、シティ&屋島スイートといった、個室感覚を存分に楽しめる客室タイプが揃っています。

口コミを読んでいて驚いたのが、2024年の「売れた宿大賞」で香川県11〜50室部門の1位を獲得しているという実績でした。件数だけでなく実際に選ばれている宿という点で、正直かなり信頼できると感じました。展望風呂からは瀬戸内海と高松市街を一望でき、泉質はナトリウム炭酸水素塩冷鉱泉、美肌の湯として知られているそうです。

口コミの件数と受賞歴、両方を見る癖をつけておくと失敗しにくくなります。「売れた宿大賞」のような第三者評価がある宿は、写真映えだけでなく実際の満足度も高い傾向があると個人的には思います。

夕凪の湯HOTEL花樹海は無料駐車場が100台分あるので、車での香川旅行にも向いています。峰山グリーンパークの東側という立地で、四季折々の木々や花に囲まれているそうなので、離れではなくても十分に非日常感を味わえそうです。

露天風呂付き客室で島々を望む、あじ温泉庵治観光ホテル海のやどり

もう一軒、瀬戸内海の島々を眺めながら露天風呂を楽しみたいなら、あじ温泉庵治観光ホテル海のやどりが候補に挙がります。庵治半島の沿岸に位置していて、屋島や小豆島を望む景勝地にあります。

あじ温泉庵治観光ホテル海のやどりには、ジャグジー付きの展望露天風呂がある客室があり、瀬戸内海に浮かぶ島々を眺めながら家族水入らずでバスタイムを満喫できるそうです。露天風呂は「平家の湯」「源氏の湯」の2種類が用意されていて、名前からも歴史ある土地柄を感じました。

正直に言うと、施設全体はやや年季を感じる部分もあるようですが、口コミでは景色の良さと食事の評価が高く、瀬戸内海の新鮮な海の幸を楽しめる点が魅力とされています。高松中央ICから車で約40分、屋島駅からことでんバスでもアクセスできるので、車がなくても訪れやすい宿だと感じました。

待って、平家の湯と源氏の湯という2種類の露天風呂が用意されているって、調べていて地味にテンションが上がったポイントでした。庵治半島といえば源平合戦ゆかりの地としても知られていて、屋島の古戦場を眺めながら歴史に思いを馳せつつ湯に浸かる、という過ごし方ができるのは、このエリアならではの魅力だと思います。夕暮れ時に露天風呂から見る瀬戸内海は、島々のシルエットが重なって見える多島美が自慢だそうで、写真だけでも十分に癒される景色でした。

温泉郷組(琴平花壇)が離れそのものの静けさを楽しむタイプ、都市型(花樹海)が瀬戸内海の眺望とラグジュアリー感を楽しむタイプだとすると、庵治のこの宿は、露天風呂から見る島々の景色そのものを主役にしたタイプだと言えそうです。

3軒比較と、エリア別の選び方

ここまで3軒を紹介してきましたが、それぞれ向いているシーンがはっきり分かれています。エリアも高松市内から琴平までの距離感がバラバラなので、旅程との相性も考えておきたいところです。

琴平花壇は、離れそのものの静けさと歴史を味わいたい人、こんぴら参りと合わせて特別な一泊にしたい人に向いています。夕凪の湯HOTEL花樹海は、離れではないものの瀬戸内海を望む眺望スイートで贅沢な滞在をしたい人、高松市内からのアクセスを重視したい人に向いています。あじ温泉庵治観光ホテル海のやどりは、露天風呂から瀬戸内海の島々を眺める体験そのものを楽しみたい人に向いています。

口コミを読んでいて感じたのは、離れそのものにこだわるなら琴平花壇一択になるということでした。高松市内・屋島・庵治エリアには、離れというより「露天風呂付き客室」や「展望風呂」タイプの宿が中心で、これはこれで個室感覚の贅沢さを十分楽しめます。自分たちがどこまで「離れ」という言葉にこだわるかで、選ぶべきエリアが変わってくると思います。

旅程との相性で考えると、こんぴら参りをメインにした旅なら琴平花壇、高松市内観光や瀬戸内アートを楽しみたい旅なら夕凪の湯HOTEL花樹海、屋島や庵治の景勝地めぐりを組み込みたい旅ならあじ温泉庵治観光ホテル海のやどりが、それぞれ動線として無理がないと感じました。個人的には、初日に高松市内を観光して花樹海に泊まり、二日目に琴平まで足を延ばして花壇に泊まるという2泊の組み合わせも、香川旅行の満足度を上げる選択肢だと思います。

予約前に確認したいポイント

離れや露天風呂付き客室のプランは、通常の客室より部屋数が少ないため、早めの予約が安心です。特に琴平花壇のような全室離れの宿は、人気の離れから埋まっていくケースが多いようです。

こんぴら参りと組み合わせる場合は、金刀比羅宮の参拝時間(本宮までの石段は785段)を考慮して、チェックイン前に参拝を済ませておくか、翌朝早めに出発するかを決めておくとスムーズです。

香川・高松エリアのホテル・旅館を楽天トラベルで見るで「離れ」「露天風呂付き客室」の条件を絞り込みながら、エリアごとの候補を比較してみてください。

Q. 高松市内だけで離れのある旅館は見つかりますか。 A. 今回調べた範囲では、高松市内に「全室離れ」と言い切れる旅館は見当たりませんでした。離れそのものにこだわるなら、車で1時間弱の琴平まで視野を広げるのがおすすめです。

Q. 離れと露天風呂付き客室、どちらが予約しやすいですか。 A. 一般的に離れは部屋数が少なく早めに埋まりやすい傾向があります。露天風呂付き客室や展望風呂は選択肢が比較的多いため、日程が決まっている場合は両方の条件で検索してみることをおすすめします。

まとめ

高松で離れ客室のある旅館を探すなら、市内だけにこだわらないことが一番の近道です。離れそのものを楽しみたいなら琴平花壇、瀬戸内海を望む眺望スイートなら夕凪の湯HOTEL花樹海、露天風呂から島々を眺めたいならあじ温泉庵治観光ホテル海のやどり。この3軒は、それぞれ向いているシーンがはっきり分かれています。

私自身、今回いろいろ調べてみて、次の記念日には琴平花壇の離れに泊まって、こんぴら参りと合わせてゆっくり過ごしてみたいと思うようになりました。文人が愛した庭園を眺めながら過ごす時間を想像すると、それだけで行きたくなってしまいます。

気になる宿が見つかったら、まずは楽天トラベルで空室状況とプラン内容を確認してみてください。

香川・高松エリアの宿をもっと見る

※本記事の情報は2026年7月時点で確認したものです。プラン内容や料金は時期により変動するため、最新情報は必ず楽天トラベルの公式ページでご確認ください。