「竹富島 おこもり 温泉宿」で検索してみたものの、なんだかしっくりくる情報に出会えていませんか。
正直、私も同じところでつまずいたクチです。赤瓦の屋根とサンゴの石垣、白い砂の道。竹富島の集落の写真を見るたびに「ここに何もせずこもりたい」とずっと思っていて、じゃあ温泉付きの宿はどこだろうと調べ始めたら、なぜか情報がバラバラで要領を得ない。星のや竹富島の名前は出てくるけれど、それ以外の宿となると急に情報が薄くなる。しかも「温泉宿」と紹介されているページの中身をよく読むと、温泉という言葉がどこにも出てこなかったりする(気になって調べてみたんですが、これにはちゃんと理由がありました)。
結論から先に言ってしまうと、竹富島には天然温泉の宿は存在しません。これは隠すことでも誤魔化すことでもなく、島の成り立ちに理由がある事実です。でも、だからといって竹富島が「おこもり」に向かない島かというと、それは全く違う。むしろ温泉がないからこそ生まれる静けさがあります。この記事では、竹富島に温泉がない理由から、竹富島だからこそ味わえるおこもりの正体、実在する宿3軒、そして本物の温泉に浸かりたくなったときの現実的な選択肢まで、私が調べた範囲でできるだけ正直にまとめました♨️
竹富島に「温泉宿」が存在しない、ちょっと気まずい理由
まず正直に書いておきます。2026年7月時点で、竹富島には稼働している天然温泉の宿泊施設はありません。星のや竹富島にもありませんし、島内の民宿やコテージも、井戸水や沸かし湯によるお風呂が基本です。「竹富島 温泉宿」で検索して出てくるページの中には、大浴場や露天風呂という言葉を温泉と混同して使っているものもあって、これが分かりにくさの正体だったんだなと調べていて腑に落ちました。
理由を調べてみると、これは竹富島だけの特殊事情ではなく、沖縄・八重山諸島全体に共通する地質の話でした。竹富島はサンゴ礁が隆起してできた低い島で、専門的には琉球石灰岩と呼ばれる地層でできています。本州の温泉地のように火山が近くにあるわけではなく、地下の浅い層まで熱が届きにくい。おまけに琉球石灰岩は水はけがよすぎて、熱も水も地中にとどまりにくいのだそうです。台風による雨の多さが地下水を冷やしてしまうという指摘もあり、なるほど、これでは自然に温泉が湧く条件が揃わないわけです。
…って、ここまでは仕方のない地質の話。でも調べていてもうひとつ気になる事実に行き当たりました。竹富島黒潮観光という会社が「ピースアイランド竹富島温泉(仮称)」という入浴施設の建設を計画しているんです。ただこの計画、島の祭祀を行う御嶽(うたき)に敷地が近いことなどを理由に、住民説明会では反対165人、賛成33人という結果になっていて、2026年7月時点でもまだ実現していません。念のため書いておくと、これは後ほど紹介する宿泊施設「ホテルピースアイランド竹富島」とは別の、未稼働の計画段階の話です。似た名前で紛らわしいので、ここははっきり分けておきたいところ。
正直、ここまで調べて「竹富島に温泉宿、ないんかい」と一人でツッコミを入れてしまいました(笑)。でも肩を落とすのはまだ早いです。温泉がないという事実を受け止めたうえで、この島に本当は何があるのかを、次の章で改めて考えてみたいと思います。竹富島の宿を具体的に検討する前に、まずは楽天トラベルで島全体の宿泊施設の傾向を眺めてみると、温泉という言葉を使っている施設がほとんどないことが実感できるはずです。
それでも竹富島に泊まりたくなる、「おこもり」の正体
温泉がないと分かったところで、じゃあ竹富島のおこもりって結局何なのか。ここが今回いちばん伝えたいところです。
竹富島は、島内の車両乗り入れが厳しく制限されている島です。観光客が使える移動手段は基本的にレンタサイクルと徒歩、それから水牛車。エンジン音がほとんど聞こえない集落を、水牛の蹄の音とガイドさんの三線がのんびり通り過ぎていく。この「速度の遅さ」こそが、竹富島のおこもりの核心なんじゃないかと個人的には思っています。
赤瓦の屋根とサンゴの石垣で統一された町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。白い砂の道は毎朝住民の手で掃き清められていて、その光景自体が観光名所になっているほど。派手なアクティビティがあるわけではないのに、ただ歩いているだけで「あ、旅行に来たんだ」と実感する。そんな島です。
そして夜になると、集落の外灯の少なさが一変して魅力に変わります。街灯がほとんどない道を歩けば、頭上には本当に星が降ってくるような夜空が広がる。都会で夜空を見上げても数個の星しか見えない生活をしていると、竹富島の星空は圧倒的です。「満天の星」という表現、正直これまで比喩だと思っていたんですが、口コミを読んでいると「息をのむ」「言葉を失った」という声が何件も見つかって、これは本物なんだろうなと感じています。
温泉という分かりやすい癒しがない代わりに、竹富島には「何もしないをする」という贅沢があります。宿の縁側に座って風の音を聞く、集落を自転車でゆっくり一周する、夜は星を見上げて眠る。派手さのない癒しですが、これこそが「おこもり」という言葉の本当の意味に近いんじゃないかと調べていて思うようになりました。宿選びの段階では、楽天トラベルで竹富島のエリアを絞って探すと、この島らしい宿の空気感が写真からも伝わってきます。次の章では、実際にこの島で泊まれる宿を3軒、具体的に紹介していきます。
集落の空気を味わう、竹富島で静かに過ごせる宿3選
竹富島には星のや竹富島以外にも、島の空気をそのまま感じられる宿がいくつかあります。ここでは口コミと公式情報を読み込んで、雰囲気やタイプの異なる3軒を厳選しました。
民宿 小浜荘(創業50年超、島の原風景を守る古民家民宿)
民宿小浜荘は、竹富島の伝統的建造物群保存地区にある古民家を、そのまま宿として使っている家族経営の民宿です。創業から50年以上、家族ぐるみで営んでいるというのを知って、正直かなり安心感がありました。長く続いている宿には、それだけの理由があるものです。
部屋は襖で仕切られた和室で、バスルームとトイレは共同。設備の豪華さで選ぶタイプの宿ではありませんが、口コミを読んでいると「アットホームな空気に癒された」「島のおばあ、おじいとの会話が楽しかった」という声が目立ちます。楽天トラベルの評価は4.57、97件の口コミという実績も、一時的な人気ではなく積み重ねてきたものだと感じさせてくれます。
竹富島の言葉で「うつぐみ」という、共同一致の精神を大切にする文化があるそうですが、小浜荘に泊まると、その空気の一端に触れられるのかもしれません。竹富港から徒歩約15分というアクセスの良さも、身軽に島時間へ入っていける魅力のひとつです。バス・トイレ共同という点は、正直好みが分かれるところだと思いますが、むしろその素朴さこそが「島に泊まっている」という実感を強めてくれるはずです。
チェックインは14時から18時まで、チェックアウトは10時という時間設定も、島時間に合わせてゆったり構えている印象を受けます。駐車場はありませんが、そもそも竹富島は車で移動する島ではないので、これは弱みにはなりません。むしろ徒歩圏に宿があること自体が、この島での過ごし方に合っています。写真を見ていると、ハイビスカスが咲く庭先で家族と一緒に写った集合写真が印象的で、観光客向けに作り込まれた宿というより、暮らしの延長線上に泊めてもらうような雰囲気が伝わってきました。設備の豪華さよりも、人の温かさで選びたい人には、このタイプの宿がいちばん合うと思います。気になる方は民宿小浜荘のプラン内容を楽天トラベルのページで確認してみてください。
島宿 願寿屋(1日2組限定、赤瓦一棟貸しコテージ)
願寿屋は、敷地内にフーヤとトーラという2棟のみを構える、1日2組限定の宿です。この「2組しかいない」という規模の小ささが、竹富島でのおこもりにはかなり効くと思います。周りに他の宿泊客がいないので、遠慮なく静けさを独り占めできる。
各棟には露天風呂が備わっていて、これは沸かし湯ではありますが、テラスに面した造りで、風の音を聞きながら湯に浸かれるとのこと。テレビもある一方で、無理に情報を追わなくていい距離感がある宿だと感じます。無料の貸自転車もあるので、島内散策にもすぐ出かけられます。
正直、口コミの評価がかなり高くて驚きました。4.80、42件という数字は、竹富島の宿の中でも群を抜いています。「お宿のご主人がとても親切で、夕食の送迎やビーチへの立ち寄りまで助けてもらった」という2026年6月の口コミや、「送迎あり、自転車貸出あり、露天風呂付き、朝食付きで子どもにも快適だった」という2026年1月の口コミもあり、再開したてではない、地に足のついた信頼感があります。
客室はフーヤとトーラの2タイプで、フーヤはセミダブルベッド2台、トーラはクィーンサイズベッド1台に和布団を組み合わせる造り。アメニティも歯ブラシセットからバスローブまで一式そろっていて、民宿というより離れのヴィラに近い快適さがあります。石垣港からの乗船時間が決まったら電話一本で送迎の相談ができるという柔軟さも、初めて竹富島へ渡る人には心強いポイントです。夕食は付いていないプランが基本なので、島の飲食店を予約するか持ち込みになる点は事前に確認しておくと安心です。
セルフのコインランドリーコーナーが無料で使えるのも、地味だけどありがたいポイントです。長めの滞在でも着替えの心配をせずに済みます。キャンセルポリシーを見ると2棟しかない宿ゆえの慎重さが伝わってきて、「なるべくキャンセルの無いようご協力を」という一文には、この宿を大切に営んでいる雰囲気がにじんでいました。少人数限定だからこそ得られる、贅沢な静けさを求める人には島宿願寿屋がかなり有力な候補になるはずです。
ホテルピースアイランド竹富島(赤瓦コテージ、楽天アワード3年連続受賞)
ホテルピースアイランド竹富島は、総部屋数20室の赤瓦屋根のコテージタイプの宿です。前の章で触れた「ピースアイランド竹富島温泉(仮称)」という未稼働の計画とは別の、すでに営業している宿泊施設なので、そこは安心してください。名前が似ているのでややこしいのですが、この宿自体は現役でしっかり運営されています。
調べていて素直にすごいと思ったのが、楽天アワード2025で「日本の宿TOP47」に3年連続で選ばれているという実績です。3年連続というのは、一時のブームではなく安定した満足度を積み重ねている証拠だと思います。中庭のあるコテージで、夜には生きものの鳴き声が聞こえてくるという口コミもあり、都会の喧騒とは真逆の環境が広がっているようです。
客室設備は洗濯乾燥機やハンモックの貸出などがあり、長期滞在にも向いた造り。竹富港からは徒歩20分、もしくは送迎バスも利用できます。「民宿タイプの多い竹富島の中で、新しくキレイなコテージ」という2026年6月の口コミや、「隅々まで手入れが行き届いていて家族での滞在に満足した」という2026年5月の口コミも見つかりました。20室という規模は竹富島の宿としては大きめですが、それでも喧騒からは程遠い静けさが保たれているようです。
朝食は地元の食材を使った和食中心の日替わりセット、夕食は肉料理・魚料理を選べるセットメニューが用意されているとのことで、食事つきで気軽に滞在できるのも魅力です。コネクティングルームに対応した部屋もあるため、二世代・三世代での旅行にも対応しやすい造りになっています。写真ギャラリーを見ると、竹富島の風景や島にいる生きものの写真まで用意されていて、宿自体が島の魅力を伝えることに力を入れているのが伝わってきました。家族旅行や複数人での滞在を考えているなら、ホテルピースアイランド竹富島の客室タイプを楽天トラベルで確認してみてください。
本物の温泉に浸かりたいなら、フェリー10分の石垣島へ
ここまで竹富島の宿を紹介してきましたが、「やっぱり温泉にちゃんと浸かりたい」という気持ちも正直よく分かります。私も同じタイプです。そこでおすすめしたいのが、竹富島と石垣島を組み合わせる旅程です。
竹富島と石垣島は、高速船でわずか10〜15分。1日10便以上、朝7時半頃から夕方まで運航しているので、思い立ったときにふらっと渡れる距離感です。海を挟んでいるとはいえ、体感としては同じ生活圏に近いと言ってもいいと思います。
石垣島にも実は天然温泉は多くないのですが、その数少ない例外のひとつが、グランヴィリオリゾート石垣島にある大浴場「華の湯」です。露天風呂、内風呂、岩盤浴、サウナまで揃っていて、宿泊者は無料で利用できます。サウナは72度、水風呂は20度というデータも見つけて、いわゆる「ととのう」を求める人にも刺さりそうな設備だと感じました。
口コミの評価は4.47、しかも1,142件という圧倒的なレビュー数。これだけの数が集まっているということは、それだけ多くの人が実際に泊まって満足してきた証拠だと思います。露天風呂に浸かりながら波の音が聞こえてくるという紹介もあり、竹富島の静けさとはまた違う、開放的な癒しが味わえそうです。新石垣空港からは車で40分、無料送迎バスも用意されているので、飛行機で到着したその足で向かうこともできます。
客室はオーシャンズウイングとヴィラガーデンの2エリアに分かれていて、オーシャンビューのツインルームからロフト付きのファミリールーム、コテージタイプのプレジデンシャルまで幅広いタイプがそろっています。駐車場も110台分無料で用意されているので、レンタカーでの島めぐりと組み合わせやすいのも石垣島らしいところです。正直、竹富島の静けさに浸ったあとにこれだけ設備の整ったリゾートへ移動すると、ギャップに驚くはず。でもそのギャップこそ、二島を組み合わせる旅の醍醐味だと思います。
竹富島でおこもりの静けさを味わったあと、最終日に石垣島へ渡ってグランヴィリオリゾート石垣島の温泉でしっかり手足を伸ばす。この組み合わせなら、竹富島に温泉がないという事実も、まったく問題にならなくなるはずです。
竹富島×石垣島、二島で楽しむおこもりモデルプラン
宿の候補が見えてきたところで、実際の旅程をどう組むかを考えてみます。ここでは2泊3日を想定した、竹富島と石垣島を組み合わせるモデルプランを提案します。
1日目は、新石垣空港から石垣港離島ターミナルへ移動し、そこから高速船で竹富島へ渡ります。所要時間はわずか10〜15分なので、移動疲れをほとんど感じないうちに集落に到着します。午後は自転車を借りて集落をゆっくり一周し、白い砂の道と赤瓦の家並みを眺めながら過ごす。夕方は宿にチェックインして、夕食のあとは外に出て星空を見上げる時間を作りたいところです。
2日目は、竹富島でとことん何もしない日にします。宿の縁側で本を読む、島の喫茶店でぼんやりする、水牛車に揺られてみる。予定を詰め込まないことこそが、この島でのおこもりの正しい過ごし方だと思います。夕方には再びフェリーで石垣島へ戻り、グランヴィリオリゾート石垣島にチェックイン。到着したその夜に、さっそく「華の湯」で温泉を楽しめます。
3日目は、朝風呂で仕上げの一浴びをしてから、空港へ向かうという流れです。竹富島の静けさと石垣島の温泉、両方を味わえる欲張りな旅程ですが、フェリーが10〜15分という近さだからこそ、無理なく実現できるプランだと思います。
日程に余裕があるなら、竹富島の滞在をもう1泊延ばして、石垣島は最終日の温泉入浴だけにする組み方もおすすめです。竹富島は見どころを詰め込むタイプの島ではないので、滞在が長いほど「何もしない時間」の質が上がっていく感覚があります。逆に石垣島側の時間を厚くして、離島めぐりのツアーやマリンアクティビティを組み合わせるという選択肢もあります。どちらを厚くするかは、温泉を優先したいか、集落での静けさを優先したいかで決めるとよさそうです。旅程を組む際は、楽天トラベルで竹富島・石垣島それぞれの宿の空室状況を早めに確認しておくと、希望の日程で予約が取りやすくなります。特に願寿屋のように1日2組限定の宿は埋まりやすいので、日程が決まったら早めに動くのがおすすめです。
flowchart TD
A[竹富島でおこもりしたい] --> B{何を優先したい?}
B -->|家庭的な温かさ| C[民宿 小浜荘]
B -->|少人数の贅沢な静けさ| D[島宿 願寿屋]
B -->|設備の快適さ・家族利用| E[ホテルピースアイランド竹富島]
C --> F{本物の温泉にも入りたい?}
D --> F
E --> F
F -->|はい| G[フェリー10〜15分で石垣島へ]
G --> H[グランヴィリオリゾート石垣島 華の湯]
F -->|いいえ| I[竹富島の宿でおこもり継続]
H --> J[楽天トラベルで空室確認]
I --> J
竹富島・石垣島の宿選びでよくある質問
まとめ
竹富島には天然温泉がありません。これは正直に受け止めるべき事実です。でも調べれば調べるほど、この島の魅力は温泉の有無とは別のところにあるんだと分かってきました。車のない集落の静けさ、水牛車の音、そして頭上いっぱいに広がる星空。民宿小浜荘の家族的な温かさ、願寿屋の贅沢な静けさ、ホテルピースアイランド竹富島の安定した快適さ。どの宿にも、島らしい時間の流れがちゃんとありました。
そして「やっぱり温泉に浸かりたい」という気持ちには、フェリー10分の石垣島にあるグランヴィリオリゾート石垣島の「華の湯」という現実的な答えがあります。竹富島で心を空っぽにして、石垣島で体をほぐす。この組み合わせこそが、2026年の「竹富島 おこもり 温泉宿」という検索に対する、私なりの正直な答えです。気になる宿が見つかったら、楽天トラベルで最新の空室状況を確認しながら、二島をめぐるおこもり旅を計画してみてください。








